社員インタビュー

(株)明治
研究本部 商品開発研究所
菓子開発研究部 チョコレート2G
髙橋 敦子

菓子の研究開発に携わる社員にお話しを伺いました。

Q.なぜ㈱明治に入社を決めたのでしょうか?

A.大学時代、「食品による疾病の予防や改善」についての研究室に所属したことがきっかけでした。様々な研究を行う中で、私は「食品に入っている成分ががんを抑制するか」をテーマに研究をしていました。この経験から、日々の食事から健康になるという事にとても興味を持ち、食と健康をキーワードにしている㈱明治に入社を決めました。

Q.入社後の経歴を教えてください。

A.入社時から商品の研究開発に携わっています。ガム、グミを経て、現在はチョコレートを担当しています。研究開発の大まかな流れは同じでも、商品それぞれ特性があるので研究すればするほど面白いと感じています。中でも現在担当しているチョコレートは、同じ産地のカカオから作っても配合やローストの方法で味が変わります。とても奥が深く、チョコレートに夢中です。

Q.仕事の流れを教えてください。

A.マーケティング部門などと商品コンセプトについて話し合い、期間や費用などを考慮しながら、開発が始まります。研究開発はチーム制で行っており、その中で1商品に1人責任者をおくことで、進捗などを常に把握する体制となっています。責任者として担当した商品は、やはり思い入れが強いですね。また、試作品が出来上がり試食会をした際、チーム員に「これいいね!」と言われるととても嬉しく思います。

Q.現在の髙橋さんの担当業務を教えてください。

A.私が所属しているチョコレート2Gでは、「チョコレート効果」「アーモンドチョコレート」「マカダミアチョコレート」「メルティーキッス」などを担当しています。その中で、私は現在「チョコレート効果」の責任者として仕事をしています。「チョコレート効果」は近年健康志向のお客さまを中心にご好評いただいていますが、既存のお客さまには更においしく召し上がっていただくため、新規のお客さまにはこの商品の良さを理解していただくため日々研究中です。お客さまの声とプロフェショナルな研究所メンバーの意見を聞きながら、自身の研究結果を商品に反映させるのは難しいことではありますが、とてもやりがいがあります。

Q.大変なことはありますか?

A.研究所で作った試作品は、実際に生産できるか、工場でテスト製造を行います。工場では現在販売されている商品を日々生産していますので、その合間を縫って限られた時間でテスト製造を行わなければなりません。分量や手順を間違えたら機械が壊れるなどのリスクもあります。このような制限がある中では、工場スタッフとの円滑なコミュニケーションが欠かせません。テスト製造の目的など、こちらの要望を明確に伝えることが、有意義な結果を得られることにつながります。良いものが最短で形になるよう日々努力をしています。

Q.思い入れのある商品はありますか?

A.「大粒ポイフル」です。試作は上手くいったのですが、工場でテスト製造をしてみると上手くいきませんでした。工場に半月ほど通い詰め、製造部や技術部の力を借りた事で商品を完成させることが出来ました。各々の培った経験や技術を融合することでより良い商品が出来上がる事に感激しました。

Q.髙橋さんにとってお菓子とはどんなものでしょうか?

A.日常生活に彩りを添えられるものだと思っています。お菓子を食べることで癒されたり明るくなったり、気持ちのスイッチを切り替えることができるものだと思います。お菓子には「おいしい」だけでなく、「新しい」「楽しい」「満足する(自分へのご褒美)」という要素も大事だと考えています。明治にロングセラーと呼ばれる商品が多いのは、先輩方がこうした要素を兼ね備えた商品を、自信をもって世の中に継続的に送り出したからこそだと思っています。研究開発者として、受け継いでいきたい姿勢です。これからも、会社が100年にわたって培った技術や知見を生かし「明治にしかできない魅力ある商品」をお客さまの元に届けるため、日々の仕事に対し誠実に取り組んでいくつもりです。