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明治ブルガリアヨーグルト

本場のブルガリアも認めた
ヨーグルトの正統

きっかけは1970年の大阪万博。ブルガリア館に出品されていた本場のプレーンヨーグルトに感銘を受けた当時の社員が、本物の味を広く知ってもらおうと、開発がスタートした。当時は、ヨーグルト本来の爽やかな酸味のあるヨーグルトがまだ日本人になじみが薄く、1971年に発売された「明治プレーンヨーグルト」もなかなか受け入れられなかった。しかし、1972年にブルガリア共和国から国名の使用許可が下り、翌年「明治ブルガリアヨーグルト」が誕生。1981年には、現在も使用されているフルオープンタイプの容器に変更され、利便性も向上。徐々に世の中に普及していくこととなる。
「明治ブルガリア」ブランドは、お客さまのニーズに合わせ、多種多様な商品展開を行っている。簡便性が評価され近年拡大が続くのむタイプや、フルーツなどが入ったソフトタイプ、また家族をターゲットにした、食べきりサイズの小分けタイプなど、ラインアップは多岐にわたる。ブランドの象徴であるプレーンも常に進化を続けている。乳酸菌はLB51、LB81と2回の菌株変更を行い、おいしさと健康価値を強化。1996年には特定保健用食品の許可を得た。また発酵技術の革新にも取り組んでおり、まろやかな風味と滑らかな食感を実現する独自技術まろやか丹念発酵を生み出すなど、常に進化を続けている。

FOCUS!

おいしいだけでなく健康面にも貢献するヨーグルトを

明治では、食生活を通じて健康的な暮らしに貢献するため、60年以上もの間、乳酸菌の研究を進めている。「明治ブルガリアヨーグルト」も、風味の向上とともに健康価値の強化を目指し、発売から今日まで、使用する乳酸菌の選定が続けられてきた。1993年に発売した「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」では、ブルガリア菌2038株とサーモフィルス菌1131株の2種類の乳酸菌を採用。腸内細菌のバランスを整えて、おなかの調子を良好に保つことが科学的に証明され、1996年には当時の厚生省より特定保健用食品の表示許可を受けた。近年、ヨーグルトの持つ健康価値がいっそう注目を集める中、フランスのパスツール研究所との大規模な共同研究も実施。LB81乳酸菌について新たな働きが発見され、今後もさらなる研究の成果が期待されている。

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