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明治プロビオヨーグルト

ヨーグルトの
新たな健康価値を創造

ヨーグルト=整腸効果とは異なる、新たな健康価値を。明治独自の乳酸菌ライブラリーの中から選び抜いた乳酸菌を使用し、2000年、「明治プロビオヨーグルトLG21」を発売した。それまで、個別の健康ニーズに対し、食品として生活者の健康をサポートするという考えの下に発売した商品は市場になく、発売後すぐにその価値が認められて大ヒットとなった。まさに「LG21」はヨーグルトにイノベーションを起こした商品であり、新たな健康価値を創造するヨーグルトのパイオニアとして、新市場を創造した。
2009年、「LG21」に続く第2のブランドとして「明治ヨーグルトR-1(現・明治プロビオヨーグルトR-1)」を発売。発売後数年は苦戦が続いたものの、2012年1月にテレビ番組などで取り上げられたことをきっかけに、その価値が広く認められ、供給が逼迫するほどに、販売物量が爆発的に拡大した。市場の需要に応えるべく、順次生産体制を強化することで供給の安定化を図った。売り上げについても毎年大幅に成長を続け、ヨーグルト市場における代表的なブランドへと成長を遂げた。
2015年、「LG21」「R-1」に続く第3のブランドとして、「明治プロビオヨーグルトPA-3」を発売した。プリン体への可能性に着目した新たなヨーグルトとして、発売当初から大きな注目を浴び、当初の想定を大幅に上回る売り上げを記録した。
このように、「明治プロビオヨーグルトLG21」「R-1」「PA-3」はそれぞれが異なる独自の価値を持ち、新たな健康価値を創造する商品としてヨーグルト市場をけん引し続け、2015年度には1,000億円(宅配含む、(株)明治出荷実績)を超える規模に拡大した。

FOCUS!

乳酸菌ライブラリーが秘めるヨーグルトの可能性

「明治プロビオヨーグルトLG21」の開発に着手した1998年当時、明治の乳酸菌ライブラリーには2,500種類以上の乳酸菌株が保有されていた。その後も乳酸菌に関する基礎研究が続けられ、今では5,000種類を超える菌株数となっている。これらの乳酸菌はそれぞれに特長があり、ヨーグルトの風味や食感、独自の健康価値などについて違いがあるため、地道な研究を日々重ねることが、新しい可能性の追求につながる。この乳酸菌ライブラリーの菌株数は、今後のヨーグルトの新たな可能性を示している。

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