社員インタビュー

Meiji Seika ファルマ株式会社
生物産業研究所 評価研究室
武内 晴香

農薬研究に携わる熱い情熱をもった社員にお話を伺いました。

Q.学生から社会人になって大きな変化はありましたか?

A.「研究する」という根幹に関する考え方は学生の時から社会人になった今でも変わりません。しかしながら、大学時代は自分の研究成果をあげることが目標だったのに対し、製品を生み出すだけではなく、研究開発のスピードも求められるのが企業の研究者としての役割だと先輩方の仕事に対する姿勢を見て感じました。

Q.現在どのような仕事に取り組んでいますか?

A.農薬となる新しい化合物を見つけ、見つけた化合物に対して実験、評価をする仕事をしています。化合物を評価する際には、市場と農家からのニーズを意識しながら進めています。常々感じていることですが、農薬を使うのは農業を営んでいる方々です。どんなに良い製品が出来たとしても、使われなければ意味がありません。現場の声に耳を傾け、一歩先の未来を考えることでより必要とされる製品が開発できると感じています。

Q.武内さんが入社以来携わってきた新規殺虫剤「明治ファインセーブ®フロアブル」*が今年6月に発売されましたね。

A.入社して間もなく新規殺虫剤「明治ファインセーブ®フロアブル」の担当となりました。担当になった時には、製品となる化合物が既に見いだされていたので「その化合物がどのような仕組で効果を発揮するか」を明らかにすることが私に与えられたミッションでした。1人ではうまくいかず、同僚、先輩、有識者の方々に実験にお付き合いいただき直接アドバイスを頂くこともありました。また、この製品は当社だけではなく、日本化薬㈱との共同開発品だったこともあり、他社の方と一緒に仕事を進める難しさと、一緒に行うことで通常では経験できないような実験を行い、たくさんの知見を得ることができました。この製品に携わったことで、研究者として貴重な経験を積むとともに多様な視点を持つことができ、また、製品を世の中に送り出す喜びも味わうことができました。

Q.職場の雰囲気はいかがでしょうか。

A.研究の方向性や目標を共有するだけでなく、どのような手段、方法でアプローチするかなど、こまめに情報交換をしています。最終的な目標は市場に求められる画期的な製品をより早く世の中に送り出すことなので、実現するためには「やること」と「やらないこと」を明確にすることが肝要です。意見が異なることもありますが、研究方法についてはお互いが納得できるまで議論をするように心掛けています。一人では良いものは生まれない、熱意を持って話し合える仲間がいるからこそ良い製品が出来上がると考えています。

Q.武内さん自身の目標を教えてください。

A.画期的な農薬を開発することで「日本、そして世界の農業に貢献したい!」と思っています。新規殺虫剤「明治ファインセーブ®フロアブル」が発売されたことでこの想いがより一層強くなりました。当社には先輩方が築いてきたノウハウや知見があり、切磋琢磨できる仲間がいます。常に一歩先の未来を見据え、価値ある製品を提供できるよう日々仕事に取り組んでいきます。

*新規殺虫剤「明治ファインセーブ®フロアブル」はMeiji Seika ファルマ㈱と日本化薬㈱が共同開発した新規殺虫成分「フロメトキン」を有効成分とする農薬です。