TALK SESSION社員が考える明治グループの想い

明治グループは、「食品」と「医薬品」という
2つを通じて社会に貢献し続けています。
最前線で挑戦を続ける4名に、
「meijiらしい健康価値」を創り出すために
大切にしていることや、
CURE・CARE・SHAREの先に広がる未来について
語ってもらいました。

MEMBERS

R.Y.
株式会社 明治
コーポレート職
2014年入社

K.K.
株式会社 明治
営業職
2020年入社

K.N.
Meiji Seika
ファルマ株式会社
研究職
2021年入社

Y.Y.
Meiji Seika
ファルマ株式会社
コーポレート職
2018年入社

SESSION 01それぞれが入社を決めた理由、
現在の取り組み

Y.Y.
私は法学部という文系の出身ですが、製薬企業の専門性の高さに惹かれてこの業界を志望しました。人々の健康に直接貢献できるため、社会貢献性が非常に高く、やりがいを強く感じながら、会社と共に自分自身も成長していけると思いました。入社後、いくつかの部署と社外への出向を経て、現在秘書業務に従事しているほか、全社横断的な社内プロジェクトの事務局も兼任しています。役員の方々を含め、一緒に働く上司や先輩はとてもフランクで、若手の意見にも耳を傾けてくださるので、日々やりがいを感じています。
K.N.
「人々の健康に直接貢献していける」という点は私も同じです。大学院で放射線生物学を研究していたのですが、途中から血液がん研究へ転向しPh.D.を取得しました。転向した理由は、自分自身が白血病を罹患したことにあります。その際に「ドラッグ・ラグ」を経験し、自身の手で多くの血液がん患者さんに新薬を届けたいという想いが募ったんです。
K.K.
そういったご経験をされたからこそ、製薬業界を志望されたんですね。
K.N.
そうなんです。そして、「食品と医薬品の両軸」を持っていることに魅力を感じて、Meiji Seika ファルマへの入社を決めました。現在は研究部の先進治療研究室でがん領域の創薬研究に携わっており、薬理評価を行いながら、明治ホールディングスのウェルネスサイエンスラボにも兼務で携わっています。また最近では最先端の生成AIなどデジタル技術を創薬分野でどう活かすかといった「DX推進」にも関わるなど、新しいことに挑戦できることもやりがいになっています。
R.Y.
私は大学時代、酪農経営を中心に学んでいました。そこで、酪農は命を奪わずに食料を生み出す数少ない産業だという点に強く惹かれたことで、当社への入社を希望しました。そして、入社後は酪農部に配属され、生乳調達や畜産経営など、大学時代の学びを活かしながら生乳流通の川上から川下まで携われたのは貴重な経験だったと思います。自分が関わった仕事で畜産農家さまやお客さまから「助かったよ」と喜んでもらえる瞬間がとてもやりがいになりました。ただ、酪農以外の領域にもチャレンジしたいと思い、現在は経営企画本部のイノベーション事業戦略部に異動し、新規事業開発グループで社内創発プログラムの運営や新規事業開発のサポートなどをしています。
K.K.
私はY.Y.さんと同じく文系の出身です。経済学部に所属していたのですが、海外に興味があり、大学時代はバックパッカーとしてさまざまな国を見てまわりました。そうした中で、海外で働くことへの憧れが強まっていき、海外事業に力を入れようとしていた株式会社 明治へと入社を決めました。商品を届けるだけでなく、その先の健康価値を世界に広めるというビジョンに共感したことが大きかったと思います。入社後は量販店向けの営業を経て、2024年からグローバルデイリー事業部に異動し、タイや北米、ブルガリアなど海外市場におけるヨーグルトや牛乳の事業戦略を担当しています。国や文化によって食習慣が違い、お客さまのニーズも多様ですから、それをどうmeijiらしく届けていくか日々試行錯誤しながら取り組んでいます。

SESSION 02信頼、挑戦、仲間、おいしさ、
健康…4人が考える「meijiらしさ」とは

Y.Y.
皆さんの仕事内容はそれぞれ違いますが、「meijiらしい健康価値」については、どのように考えていますか。私は人々の生活を支える製品やサービスを通して、赤ちゃんからお年寄りまで、健康であるときもそうでないときも、あらゆるシーンで笑顔を増やしていくことにあると感じています。食品と医薬品のシナジーがさらに強まれば、より多くの笑顔を生み出していけると思っています。
K.N.
同感です。私は医薬品開発をしていますが、患者さんの体をケアしたり治療したりするだけでなく、生活の中に「おいしさ」という食品領域の価値も組み合わせられるのが大きな強みだと思っています。入社する前にそこに魅力を感じていましたが、入社してみて改めてそう思いますね。
K.K.
私もお二人と考えは同じですが、食品事業に携わっていることから「おいしさの中に健康がある」ということが強みだと考えています。例をあげると「明治プロビオヨーグルトR-1」でしょうか。おいしく飲めるからこそ、続けやすいですし、続けることで健康をサポートできますから。
Y.Y.
食品事業と医薬品事業を持っているからこその健康価値をmeijiのブランドの一つにしていきたいですよね。
K.K.
海外事業を担当していると、国や地域ごとに食文化や健康意識が違いますが、それでも「meijiブランド」と聞くと、「品質が良い」という認識が期待以上に伝わっている場合が多いんです。これは長年築いてきた信頼の賜物だと感じますし、その「信頼」をさらに世界へ広げていくのが今後の大きな目標だと思っています。
R.Y.
たしかに「信頼と挑戦」がセットなのはmeijiらしさですよね。食品と医薬品の両輪で培われてきた品質管理の厳しさがあるからこそ、多くの方々に安心して手に取ってもらえる。そこに新しいアイデアをどんどん取り込もうという挑戦心が加わることで、まだ世の中にない価値を生み出せるはずです。そういった社内の土壌こそ「meijiらしい健康価値」を育む源泉だと思います。
Y.Y.
では、そのアイデアを形にしていく上で大切なことは何でしょうか。人々に新たな健康価値を提供するためには確かな競争優位性が必要だと思っています。私自身、社外に出向して以降、社内だけではなく、外部も意識しながら対外競争力のある人財を目指すようになりました。
R.Y.
外に目を向けることが重要ですよね。社内はもちろん、meijiは社外も含めて連携が取りやすいですから、今後はその部分を強化していくべきだと思います。その上で「仲間作り」がポイントになるのではないでしょうか。新しいことは一人ではできませんから、多様な人を巻き込むために、まずお互いをリスペクトし合えるように意識しています。
K.N.
研究の場面でも同じです。アカデミアとの共同研究や、生成AIなど新しい技術を試してみたりするとき、外部の協力は欠かせません。そこで、「まずやってみよう」と挑戦を後押ししてくれる風土があるので、私自身も積極的に行動に移せています。
K.K.
私も海外のパートナー企業との交渉で感じるのですが、こちらが前向きに取り組めば相手も協力しやすいですし、グローバル規模での事業戦略構築もぐっと進めやすくなります。やはり「挑戦し続ける姿勢」と「多様性を尊重する姿勢」が、アイデアを具現化するキーポイントだと思います。

SESSION 03CURE・CARE・SHAREで実現したいこと

R.Y.
CURE・CARE・SHAREの3つのキーワードで一番どこに力を入れていますか?私は、特に「SHARE」に強く関わっていると思います。新規事業開発の担当として、社内創発プログラムを運営したり、部署を超えたコミュニティを立ち上げたりしているのですが、「挑戦したい」という熱量を広く共有していくのが私の役目です。いずれは社内にとどまらず、社外のパートナーとも積極的にアイデアや技術をシェアし合い、業界全体を盛り上げていきたいと考えています。
K.N.
私は医薬品研究者として「CURE」と「CARE」かと思います。がん患者さんの病状を良くするための新薬創出に挑戦しつつ、治療後の社会復帰やQOL(生活の質)を支えるケアも意識しています。研究は長い時間と大きな投資が必要ですが、誰かの命を救えるかもしれないという可能性は何ものにも代えがたい原動力になります。私は「これまでにない選択肢を世の中に届けたい」という強い想いを胸に、「CURE」と「CARE」でより多くの笑顔を増やしたいです。
Y.Y.
私は秘書業務だけでなく、全社横断のプロジェクトに携わる機会が増え、ワクチン関連の業務にも取り組んでいます。そうすると自然と「CARE」に対する意識が強くなりますね。小さな子供達や高齢者を始めとしたハイリスクな方々にワクチンという選択肢をご提供することで、社会の貢献できていると実感できます。今後はさらにグローバル展開を進め、日本国内の製品やノウハウを海外にも広く届けることで、多くの国や地域でケアの選択肢を増やし、「安心して暮らせる社会」に貢献したいです。
K.K.
私は海外事業なので「CARE」と「SHARE」の側面が大きいです。現地の文化やニーズを徹底的に理解し、健康的で品質の高い製品を提供することで消費者の健康をサポートする「CARE」。そして、meijiならではの健康価値を世界中に広めていく「SHARE」が使命だと感じています。将来的には、ただ製品を届けるだけでなく、お客さまが自ら健康意識を高め、毎日をより楽しめるきっかけを世界規模で作っていきたいです。
R.Y.
やはり、皆さん想いの方向性は同じようですね。「健康にアイデアを」というグループスローガンは、私たち一人ひとりが持つ専門性や個性、チーム力、そして挑戦心を活かしてこそ形になると感じています。食品と医薬品を柱に培ってきた技術と信頼があるからこそ、今後は、これまでにない健康価値を創り出せるはずです。私たちの新たなアイデアが国内外で日々の暮らしを支え、より多くの方々の笑顔につながる未来を目指して、これからも頑張っていきましょう。

MESSAGE

株式会社 明治からのメッセージ

お互いに刺激し合い、さまざまなアイデアが交わることで生まれる新しい可能性は無限大です。「健康に関わる仕事をしたい」「世の中をもっと良くしたい」という気持ちをお持ちの方と、
ぜひ一緒に挑戦できればと思います。

どんな場面でも常にポジティブな方、好奇心旺盛で情熱的な方、
皆さんのアイデアを実行できる魅力的な環境が、明治にはたくさんあります。
私たちと一緒に、新しい市場開拓へのチャンスを掴み取りにいきましょう。

Meiji Seika ファルマ株式会社からのメッセージ

当社には、挑戦したい方を応援する空気があります。
私も「研究だけでなく新しいこともやりたい」と声を上げたら、周囲がサポートしてくれました。また、食品と医薬品の相乗効果をもっと高めたいという想いを持つ方には、
明治グループはとても面白いフィールドだと思います。

皆さんそれぞれの「自分らしさ」を大切に、
就職活動で迷うことがあったら「何を実現したいか」を考えてみてください。
明治グループは、社員の想いを受け止めて、形にすることを応援してくれる
土壌がある会社だと感じています。
明治グループの今後の100年を一緒に創っていきましょう!