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※所属・内容は取材当時

仕事内容について

多くの条件が異なるなかで、同じ品質のものを
作り続けることの面白さと難しさ。

工場の技術課は、製造技術や包装技術の側面から工場の生産活動を支えています。新製品の立ち上げやラインテストでは主導的な役割を担うため、本社、研究所、グループ会社の方々と一緒に仕事することもしばしばあります。そのため、製造方法や設備の特性、生産スケジュール、製造原価など、生産に関するあらゆることをしっかり理解しておく必要があります。私は今、『チョコレート効果』、『明治 ザ・チョコレート』、『マカダミアチョコレート』を担当しており、製品の品質改善や技術的な知見の探求に取り組んでいます。これまでの仕事を通じて、研究所の品質設計通りに作り続けることの難しさを、大きく実感しました。なぜなら、工場では製造作業に従事する人、原料などの物性や作業環境など諸条件が常に同じではないからです。そういった条件下で、いかに効率よく高品質なものづくりを行うかという視点で仕事に取り組むところが、苦労する点ですが、独特の醍醐味でもあると感じています。

思い出に残るエピソード

ビスケット生地の品質安定化のために、
製造現場と一体になって、新しい製造方法を実現。

以前所属していた製造二課の時に取り組んだ、『ガルボ』に使用するビスケット生地の製造条件変更が思い出に残っています。従来の製法では、環境条件によってビスケット生地物性が定まらず、ロスの発生につながっていました。そこで本社や研究所など関係部署の協力を得ながら、生地の混合設備を一から見直し、生地物性を安定化することで、品質向上とロス削減を図ったのです。混合の回転数や時間、原料投入方法などゼロから検討したため、最適な製造条件を決めるまで非常に苦労しましたが、最終的に、環境条件に左右されない品質のビスケット生地を安定的に製造できるようになりました。菓子の製造に関する技術や知識はまだまだ不足していますが、製造現場の仲間たちと議論し、実際に手を動かし達成したこの経験は、今でも生きていると感じます。

将来の目標

お客さまにもっと喜んでいただける製品を
生み出すためにも。
チョコレートの世界をこれからも深堀りしていきたい。

明治の菓子は世の中に必要不可欠なモノではありません。チョコレートを食べなければ生きていけないわけではありません。しかしお客さまが、明治の商品を召し上がることによって、リラックスできたり、体調が良くなったと感じたりすることによって、明治の商品を選んでいただけるのだと考えます。これからもお客さまの期待に応えるべく、おいしさにプラスアルファの魅力的な付加価値を持った製品の開発、製造に携わっていきたいと考えています。またチョコレートの世界は奥が深く、まだまだわからないことが多くあります。特にチョコレートの元になるカカオ豆は品種も性質も多種多様で、私は強い興味を抱いています。希少なカカオ豆を原料にしたり、カカオ豆の新たな加工技術を用いることで、まだ世に知られていない香味や機能性をもったチョコレートが現れるかもしれません。そういうことから、私は将来、カカオ豆の探索や加工技術の開発業務に携わり、その価値や生産ノウハウを世界中に広めたいと考えています。

ある1日のスケジュール

  • 07:30

    07:30

    出社。当日のスケジュール確認と、メールチェックを行う。ラインテストの内容によっては、1時間早く出社。

  • 08:00

    08:00

    朝礼。技術課メンバー全員でラジオ体操、スケジュール確認、連絡事項の共有を行う。安全に仕事をするための大切な時間。

  • 09:00

    09:00

    味覚や嗅覚は午前中のほうが敏感であることから、試作品の官能試験を実施。その他、各種技術テーマの取り組みで、より高品質でロスの少ない製品を作るための製造条件検討を行う。技術課には試作室があり、一通りの製品の試作が可能。

  • 12:00

    12:00

    昼休み。社食でランチをとることが多い。

  • 14:00

    14:00

    ミーティング。新製品立ち上げや製造方法に関する内容が多く、複数部署間で実施。本社、研究所の人を交えて打ち合わせする場面も少なくない。製造現場で設備を確認しながら行うことで、課題を明確にすることができる。

  • 19:00

    19:00

    近所のジムで筋力トレーニングをしてから帰宅。帰宅後は子供と遊んでリラックスする時間に。