第9回 ESGアドバイザリーボード(2025年)

- 開催日:2025年9月10日
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参加者:
【社外有識者】
小木曽 麻里氏(SDGインパクトジャパン Co-CEO)
末吉 里花氏(一般社団法人エシカル協会代表理事)
ピーターD.ピーダーセン氏(特定非営利活動法人ネリス代表理事、当社社外取締役)
【明治ホールディングス株式会社】
松田 克也(代表取締役CEO)
松岡 伸次(常務執行役員CSO)
山縣 洋一郎(執行役員 経営企画部長)
森田 次郎(サステナビリティ推進部長)※社名、肩書き等は2025年9月時点のものです。
- 意見交換
議題:meijiサステナブルプロダクツ認定制度の方向性
(1)BtoC版認定制度導入後の成果と課題
(2)BtoB版認定制度導入の必要性と設定要件
議題:meijiサステナブルプロダクツ認定制度の方向性
(1)BtoC版認定制度導入後の成果と課題
社員のモチベーションを高めて社内への定着を図ることが重要。積極的に社外に発信し、消費者とのコミュニケーションの強化を。
有識者ご意見
- 導入段階では、社内浸透を目的とした仕組みを導入することが効果的。
- 自社の製品が世の中を良くしているということを社員に知ってもらうことが、次のイノベーションにつながる。
- 明治グループにしかできないマテリアリティを研ぎ澄ましていくことが重要である。その社会課題解決に向けた企業姿勢を、現状できていないことも含めて、消費者とコミュニケーションしていくことで、消費者からの支持を得ることができる。



(2)BtoB版認定制度導入の必要性と設定要件
取引先の特性に応じた柔軟性のある制度設計や金融・行政との共創アプローチを。取引先だけでなく、その先の消費者にも目を向けて。
有識者ご意見
- 制度設計の方向性は適切。業界トップがリードすることが重要。取引先の特性に応じた項目を設けるなど、認定要件を一律に固めすぎない仕組みが望ましい。
- ファンド、行政、金融などと連携したコンソーシアムを立ち上げ、行動変容を促すことが重要。
- 明治グループの取引先とその先の消費者の双方を意識した制度設計と発信が必要。
- meijiサステナブルプロダクツ認定制度を営業現場の商談や取引先の関係構築に活用することで企業価値向上につながる。




