大阪・関西万博~カカオに関する対話型イベント~に参加

社会

2025年9月4日

(株)明治は、2025年8月10日に日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて独立行政法人 国際協力機構(JICA)が主催する高校生向け対話型イベント「チョコレートを美味しく食べ続けるために、私たちができること」に参加しました。
テーマウィーク「平和と人権」期間に行われた本イベントは、カカオを事例に、食品を含むさまざまな製品のサプライチェーン上の課題を認識し、持続可能な生産を促進するための消費行動を考え、実践するきっかけを得ることを目的としたものです。高校生が自分たちの考える持続的なカカオ産業について発表を行い、発表のアイデアや取り組み事例を通じて、ゲストや会場・オンライン参加者とともに、カカオ産業の未来を考えました。

イベントに向け、大阪にある2校(学校法人大阪医科薬科大学 高槻高等学校、東海大学付属大阪仰星高等学校)が授業の一環として、約3カ月間にわたり、チョコレートやカカオ生産地に関する課題を学び、研究テーマの設定、解決策の立案に取り組みました。(株)明治は、各校の大阪工場への見学を企画するとともに、授業にも参加し、当社の取り組み事例紹介や研究テーマに関するアドバイスを行いました。

会場・オンラインにて約100人の生徒が本イベントに参加し、チョコレート産業の課題の解決に挑戦しました。参加した生徒からは、「チョコレートを取り巻く現実や課題を学ぶことができた。チョコレート農家への還元や安定的な収入が重要だと思った」「日本と異なり、ガーナでは教育が当たり前のことではない。ガーナの子どもたちへ教育を普及するためには、自分たちが関心を持ち、学び、活動していくことが大切」などの声が寄せられました。
明治グループは、こうした学習支援を通じて、未来を担う若い世代とともに、持続可能でより良い未来の創造を目指していきます。

プログラム当日の様子