オープンイノベーション
外部のアイデアや技術と当社のアセットを組み合わせ、社会課題を解決し、新市場を共創する
オープンイノベーションの推進
近年、明治グループの事業環境は目まぐるしく変化しており、新たなテクノロジーや生活様式の変化に合わせたさまざまなサービスなどが生まれています。そうした中、オープンイノベーションを促進する独自のプログラムとして、2021年から、課題解決型の事業創出を目指す社内創発プログラム「mBD(meiji Business Development)」と、スタートアップ企業を支援して価値共創を図る社外創発プログラム「明治アクセラレーター」を実施しています。
また、これまで以上に一歩先行く価値やソリューションをお届けするために、明治グループはベンチャー企業への出資や企業、研究機関、大学、病院などと連携し、アイデア・新たなテクノロジー・ビジネスモデルと、当社の持つさまざまなアセット、バリューチェーンを組み合わせ、革新的な製品やビジネスモデルを創出しています。
新規事業開発の取り組み
外部パートナーとの連携強化
明治グループは、新たな製品、ビジネスモデルの創出につながる革新的な技術や研究に向けて、企業や研究機関、大学、病院などさまざまな団体との連携や、ベンチャー企業への出資を推進しています。
アカデミアとの連携
生体環境応答学講座
(国立大学法人京都大学/産学共同講座)
腸内細菌叢および腸管バリアの変容が腸・腎臓・脳などへ及ぼす影響とその関連疾患の予防・治療に資する知見を創出するとともに、細胞生物学的な視点から全ライフコースを通じた脳の加齢性変化のメカニズムを理解することを目指しています。
乳酸菌生体機能研究講座
(学校法人順天堂大学/寄付講座)
乳酸菌およびその産生物の免疫調整機能や抗腫瘍効果など多彩な生体機能を解明し、プレ・プロバイオティクスの活用を通じて国民の健康増進に貢献することを目指しています。
免疫生体機能研究
(国立大学法人東京大学/社会連携講座)
「老化・慢性炎症とその制御」「腸管から全身をつなぐ免疫系の連携」「食の安全に配慮した食品成分等の探索と機能性評価」をキーワードに、農学の知見を基盤とした免疫研究を通じて、サステナブルな健康社会への貢献を目指しています。
ヒト・ヒューマン・プロジェクト
(ヒト・表現型・プロジェクト)
イスラエルのAIスタートアップ企業Pheno.AI社と連携し、AIによる健康データ解析を通じて、疾患の予測や個別化医療の発展に貢献することを目指すグローバルコホート研究※に参画しています。
※ コホート研究とは、ある集団を長期間追跡し、生活習慣や環境が健康状態や病気にどう影響するかを調べる研究です。
パスツール研究所
乳酸菌の免疫調整機能に関する共同研究を通じて、感染症予防や公衆衛生の向上に貢献する国際的な取り組みを進めています。
国立大学法人熊本大学/共同研究
痘そうワクチンの製法近代化に関する共同研究を実施しています。
AMR surveillance laboratory(AMRSL)
(学校法人麻布大学/寄附講座)
産業動物における薬剤耐性菌研究のための寄附講座「AMR Surveillance Laboratory」を開設しています。
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
自己免疫疾患の治療薬の開発に関する共同研究で、免疫抑制作用を誘導する新規の「抗PD-1アゴニスト抗体」を創出しました。現在は、同抗体が、自己免疫疾患に対する治療薬として早期に貢献できるよう、取り組みを進めています。
国立大学法人広島大学、マクニカ社
感性脳科学を活用したうつ病予防DXと社会実装に関する共同研究。これからの時代に求められる新たなうつ病予防法の開発とその社会実装を目指していきます。
こころを「見える化」──うつ病の予防と治療に向けた新しいアプローチ|ネクストストーリーズ|明治ホールディングス株式会社国立大学法人熊本大学/包括連携協定
熊本大学と包括連携協定を締結しています。本協定は、熊本大学とKMバイオロジクスが相互の連携による学術情報と技術の交流及び人的交流を通して、学術と科学技術の高度化を図ることを目的としています。
国立大学法人京都大学
新たながん免疫複合療法の開発を目的とした「がん免疫PDT研究講座」を開設。免疫チェックポイント阻害薬とPDTを組み合わせる新たな着想により、単独の療法よりも多くの症例に効果を示すがん免疫PDTの開発を通じて、日本発の低侵襲な新規がん免疫複合療法を確立することを目指していきます。
生物毒素・抗毒素共同研究講座
(学校法人銀杏学園熊本保健科学大学)
生物活性測定法の改善と新規活性測定法構築に関する共同研究を実施しています。
国立大学法人長崎大学/共同研究
デング熱ワクチン(KD-382)の開発に係る共同研究を実施しています。また、「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」に採択されたシナジー拠点の一つである長崎大学感染症研究出島特区 ワクチン研究開発拠点にも参画しています。
学校法人銀杏学園熊本保健科学大学/包括連携協定
熊本保健科学大学と包括連携協定を締結しています。本協定は、熊本保健科学大学とKMバイオロジクスが相互の連携による学術情報と技術の交流及び人的交流を通して、学術と科学技術の高度化を図ることを目的としています。
地域との連携
公益財団法人とかち財団(共同研究)
十勝エリアからの有用微生物の採取、乳製品への応用技術を検討し、十勝エリア内の事業者と成果を共有することで、地域ブランドを謳った商品の開発や販売につなげることを目指しています。
フードバレーとかち推進協議会
乳の健康研究情報発信および十勝産生乳を活用し、地域産業振興を目指します。
帯広畜産大学ミルク&チーズコンソーシアム
(法人構成員)
産学の連携・交流を深め、乳製品製造に関する教育や産学界の課題解決に向けた研究の推進により、酪農乳業界の持続可能な発展への貢献を目的としています。
ベンチャーキャピタルファンド・スタートアップとの連携(出資/業務提携等)
AgFunder SIJ Impact Fund
食品分野で社会課題解決を目指すスタートアップとの協業により、新たな健康価値を創出します。また、農業分野のスタートアップとの協業により、持続可能な食料システムの構築に貢献していきます。
California Cultured Inc.
同社が持つ最先端の細胞培養技術に明治グループが持つ技術や知見を掛け合わせて、サステナブルな原材料調達や機能性商品の共創を目指します。
PLIMES株式会社
同社の嚥下能力のモニタリングサービス「GOKURI」と明治の嚥下シミュレーション技術を掛け合わせることで、摂⾷・嚥下領域で新たな健康価値を創出を目指します。
株式会社ファームノート
同社の酪農DX技術と明治グループの知見・技術を掛け合わせることで、GHG排出削減、アニマルウェルフェア等の持続可能な酪農業の実現を目指します。
New Protein Fund - I
食品分野の最先端の技術やビジネスモデルをいち早く探索し、協業を行うことで新たな価値創造を目指します。
株式会社シンプロジェン
同社が有する独自のDNA合成技術およびDNAライブラリー構築技術を活用することで、健康課題の解決に役立つ⾼付加価値な食品素材における研究開発・生産技術の基盤を構築するとともに、事業化に向けた検討を進めていきます。
株式会社ザ・ファージ
同社の血糖値に関するAI技術と当社がもつ商品・科学的な知見を組み合わせ、さまざまな健康価値の創出を目指します。
株式会社BiPSEE
「うつ病治療支援VR製品」の事業化推進に関する業務提携を契約。VRデジタルソリューションの創出と提供を通じ、患者さんひとりひとりと向き合い、こころとからだの健康に貢献していくことを目指しています。
BlueDot Inc.
医療関係者向けに、国内外の重要な感染症情報をタイムリーに収集・分析した信頼性の高い情報を提供することで、感染症のリスクから人々を守ることに挑み続けます。
株式会社Laspy
同社の防災備蓄システムやローリングストックのプラットフォームを活用した共創を目指します。