価値創造プロセス

明治グループは価値創造プロセスによって、私たちが掲げるビジョンを実現し、持続的な成長を果たしていきたいと考えています。

価値創造の全体像

明治グループの競争力の源泉は、豊富で多様な資本の蓄積(INPUT)と、「明治 ROESG®※経営」による戦略的な資本配分、そして自社の強みを活かした強固なバリューチェーンに基づくビジネスモデル(企業活動)です。これらをもとに「食品」と「医薬品」の領域をカバーする「meijiらしい健康価値」(OUTCOME)を創造し、ステークホルダーの皆さまにお届けすることで、持続的な企業価値の向上を追求しています。

「ROESG」は一橋大学教授・伊藤邦雄氏が開発した経営指標で、同氏の商標です

価値創造プロセス

豊富で多様な資本をもとに「健康価値」を創造

INPUT

競争力の源泉

明治グループは、創業以来100年以上にわたり、時代ごとに変化する社会が抱える栄養や健康に関する課題を、食と薬にまつわるさまざまなイノベーションによって解決してきました。こうした競争力の源泉は、豊富で多様な資本の蓄積にあります。

資本配分(戦略)

2023中期経営計画

2021年度からスタートした「2023中期経営計画」では、「明治ROESG」を最上位の経営目標に掲げています。現在、「明治 ROESG®経営」の実践に向け、4つの重点課題を掲げるとともに財務・非財務資本を戦略的に配分し、利益成長とサステナビリティ強化の同時実現を目指しています。

明治ROESG®経営の実践
ビジョンと戦略

企業活動

明治グループのバリューチェーン

明治グループは、「meijiらしい健康価値」を提供し、新たな市場を創出することで持続的な成長を目指しています。その基盤となる「研究・開発」「調達」「生産・物流」「販売コミュニケーション」のバリューチェーンにおいて、多様な強みを有しています。この強みをもとに、社会や環境に配慮しながらmeijiならではの競争優位性を築き、健康に貢献する多様な製品や有益な情報を提供することで、企業価値をさらに向上させていきます。

イラスト:明治グループのバリューチェーン(研究開発、調達、生産・物流、販売、コミュニケーションの連環)が、4つの強み(機能横断的な研究開発と知的財産マネジメント、持続性とコスト優位性を有する調達網、優れた生産技術と品質管理、高い市場シェアを確立するマーケティング力と信頼)を生み出していることを表しています。

企業活動

企業活動を通じたOUTPUT

明治グループの特徴のひとつは、グループ内に食と薬の両事業を有していることです。これらの知見を融合することで、健康栄養の向上につながる多様な製品群を生み出すとともに、食や健康に関わる有用な情報を発信しています。

健康栄養の向上につながる
多様な製品群

イラスト:食品事業と医薬品事業の融合によるシナジー効果を表しています。
食・薬のシナジー

食と健康に関わる
有用な情報提供

  • 健康向上に資する機能
  • 質の高い栄養
  • 新たな食文化の提案
  • 疾患・予防の啓発
  • 医薬品適正使用の推進
  • 学術データ・論文

OUTCOME

明治グループが社会に還元する価値

食品と医薬品の多様な製品と情報発信を提供することで「meijiらしい健康価値」を創造しています。同時に、世界中のステークホルダーの皆さまや社会に健康をシェアするサステナブルな企業グループとして成長を実現し、企業価値を向上させています。

イラスト:明治グループは食品と医薬品の多様な製品と情報発信を提供することで明治らしい健康価値を創造していることを表しています。

明治グループの目指す姿

全てのステークホルダーに健康価値を届ける

私たちは、幅広い製品ラインアップを通じて、CURE(なおす)、CARE(まもる)、SHARE(わかちあう)のサイクルを構築することで赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代の方々の健康をサポートし、健やかな笑顔につなげていくことを目指しています。

イラスト:CURE(なおす)、CARE(まもる)、SHARE(わかちあう)のサイクルを中心に、周辺に、明治グループがもたらす価値(お客様のこころとからだの健康、社員の健康、社会の健康、地球環境の健康)を配置し、健やかな笑顔につなげていくことを表しています