明治グループ2026ビジョン

明治グループ2026ビジョンとは?

変化し続ける社会や毎日の暮らしにおいて、常にお客さまの気持ちに寄り添い、日々の生活充実に貢献することが、私たちの使命であり、願いです。その思いを込めて、2026年に向かって目指すべき企業グループ像を示すものとして「明治グループ2026ビジョン」を策定し実現に向けて取り組んでいます。

ビジョン実現へのロードマップ

「明治グループ2026ビジョン」の実現へ向け、計3回の中期経営計画を策定しています。2018年度から第1ステージがスタートし、2020年度をもって終了。現在は、第2ステージとなる「2023 中期経営計画」を実行中です。

イラスト:明治グループ2026ビジョンの実現に向けたロードマップ。2018年から始まる3つのステージを表しています。 現在は、第2ステージとなる2023 中期経営計画を実行中です。

目指す企業グループ像

明治グループ100年で培った強みに、新たな技術や知見を取り入れて、
「食と健康」で一歩先を行く価値を創造し、日本、世界で成長し続ける

重点方針

  1. コア事業での圧倒的優位性の獲得
  2. 海外市場での成長基盤の確立
  3. 健康価値領域での新たな挑戦
  4. 社会課題への貢献

KPI

  • 営業利益成長率1桁台
    半ば以上
    (年平均)
  • 海外売上高比率20を目指す
  • ROE10以上を維持

注目すべき経営環境

2026 年に向けて、明治グループの事業に影響を及ぼすと考えられる社会動向を以下に示しました。2020 年より新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大したことによって、事業環境はきわめて不透明なものとなりました。しかしながら、明治グループとしてはこうした事業環境に即応しながら、「明治グループ2026ビジョン」の実現に向け適切なマネジメントを行い、ステークホルダーの期待に応えてまいります。

明治グループの事業に影響を及ぼすと考えられる社会動向

1. 高齢化による社会構造の変化

  • 日本では、2025年には人口の30%が65歳以上に
  • 「高齢化の進行」は世界共通の課題

2. 健康意識・予防意識の高まり

  • 生活環境や食生活の変化により「病」の増加
  • 予防や健康寿命の延伸に対する意識向上

3. 世界の中間層増大

  • 中国・インドを中心とした新興国所得水準向上
  • 嗜好品・健康関連製品ニーズの増大

3つのビジョン

「2026ビジョン」を実現するために「事業ビジョン」「サステナビリティビジョン」「経営基盤ビジョン」の3つに落とし込みました。

  • 事業ビジョン
  • サステナビリティ
    ビジョン
  • 経営基盤ビジョン

事業ビジョン

食品セグメント

国内ではコア事業であるヨーグルト、チョコレート、ニュートリションに注力すると同時に、将来の成長ドライバーとなる事業の育成を図り、さらなる事業ポートフォリオの強化を目指していきます。海外では各地域で明治らしい、差別化された商品を展開し、独自のポジションを確立、ブランド認知を獲得し成長を加速させていきます。

数値目標
営業利益成長率(年平均)
6%台
2026年度 海外売上高比率
10%以上

医薬品セグメント

感染症やジェネリック、バイオ医薬品を国内のみならず海外展開も含めてトータルで拡大します。特に、感染症領域ではアジアのリーディングカンパニーとなるべく、生産能力、研究開発、普及活動をそれぞれ強化していきます。

数値目標
営業利益成長率(年平均)
9%台
2026年度 海外売上高比率
30%以上

グループ全体

食品、医薬品の各事業で培ったノウハウ、強みを生かすとともに、オープンイノベーションにより社外の知見を積極的に取り入れることで、健康・予防領域における独自価値の創出を目指します。

サステナビリティビジョン

主な活動テーマとして「こころとからだの健康に貢献」「環境との調和」「豊かな社会づくり」の3点を掲げ、事業を通じた社会課題解決に積極的に貢献していきます。

明治グループは、食と健康のプロフェッショナルとして
事業を通じた社会課題の解決に貢献し、
人々が健康で安心して暮らせる「持続可能な社会の実現」を目指します

イラスト:「こころとからだの健康に貢献(健康・栄養/安全・安心」「環境との調和(脱炭素社会/循環型社会/水資源/生物多様性)」「豊かな社会づくり(人財/社会)」の3つのテーマと、共通テーマである「持続可能な調達活動」を掲げ、国連機関・関連団体との連携、明治グループらしいSDGsの取り組みを進めています。
サステナビリティの考え方

経営基盤ビジョン

下記3点を軸に経営基盤をさらに進化させていきます。

1. 日本、世界で成長し続けるための機能的・戦略的なマネジメント体制の整備
  • 経営人財像(リーダーシップバリュー)をもとにサクセッションプランを体系化・運用
  • 海外事業拡大に向けた経営管理体制の確立と人財獲得・育成
2. 一人一人の力が発揮できる環境・仕組み・風土づくり
  • チャレンジする風土の醸成
  • ダイバーシティの推進
  • 労働生産性の向上と健康経営推進
3. meijiブランドの進化
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