海外
競争優位性を持つブランド・商品を各地域へ展開
海外事業は、食品セグメントのさらなる成長を実現するための重要な成長領域です。競争優位性のある事業やブランドに経営資源を集中し、成長ドライバーである菓子事業を中心にグローバルブランドの育成を推進していきます。あわせて、生産・販売体制の最適化や輸出展開の強化を進めることで収益基盤を強化し、持続的な成長を目指します。
| 牛乳・ヨーグルト | 菓子 | アイス クリーム |
粉ミルク | スポーツ 栄養 |
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| 米国 | |||||
| アジア(中国除く) |
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| 中国 |
※自社の生産または販売拠点をプロット
米国
菓子事業の戦略
1990年に現地の老舗ビスケットメーカーであるスタウファービスケット社を子会社化し、本格的に事業を開始しました。 スタウファーブランドのクラッカーやビスケットと、明治ブランドのチョコスナックを生産・販売しています。 スタウファーは1871年創業で、「アニマルクラッカー」のトップメーカーとして全米で商品を販売しています。 明治ブランド品では、「ハローパンダ」や「ヤンヤン」、アメリカ版「きのこの山」である「チョコルームス」を販売しています。
明治ブランド品の販路拡大
明治ブランド品は、かつてはアジア系のスーパーマーケット中心の販売でしたが、近年はホールセールクラブでの取扱いを拡大してきました。今後は、スタウファーブランドで培った販売ネットワークを活用し、ローカルのスーパーマーケットへの展開を進めていきます。
ハローパンダ海外売上高
アジア
市場成長と食生活の充実が進むアジア諸国
アジア諸国のGDPは大幅に拡大しており、今後も当社事業領域の市場成長が見込まれます。
地域別GDPシェアの推移
牛乳・ヨーグルト事業の戦略
1989年にタイのCPグループと合弁で設立した持分法適用会社CPメイジでは、チルド牛乳、ヨーグルト、乳酸菌飲料をタイで生産、販売しています。CPメイジの商品はシンガポール、香港、ベトナムなどの周辺国へ輸出しています。チルド牛乳はタイ、シンガポールでNo.1シェアを獲得しています。
菓子事業の戦略
1974年に設立したメイジセイカ・シンガポールでは、「ヤンヤン」などの他社と差別性のある商品を生産、販売しています。シンガポール国内だけでなく、近隣アジア諸国を中心に約30か国へ輸出しています。インドネシアやタイにも現地法人を設立して販売を強化しています。
栄養事業の戦略
ベトナムでは、2021年に設立したメイジフードベトナムが乳幼児用の粉ミルクを販売しており、順調に売り上げを拡大しています。
2022年2月にはタイ・メイジ・フードが幼児用のキューブタイプ粉ミルクを、2022年5月にはカンボジアで乳幼児用の粉ミルクの販売をそれぞれ開始し、事業拡大を推進しています。
中国
好調事業に経営資源を集中
市場となる大都市にアクセスしやすい地域に生産拠点を構え、菓子やアイスクリーム商品を現地で生産・販売しています。今後は売上が堅調な菓子事業に経営資源を集中していきます。
菓子事業の戦略
日本でも主力の「メルティーキッス」「アーモンドチョコレート」などのチョコレート製品を展開しています。カカオとグミやナッツといった組み合わせなど、技術力をベースとした複合型商品を強みとして、さらなる事業拡大を図ります。
アイスクリーム事業の戦略
現地消費者の嗜好に合わせた商品開発と、当社独自の品質価値の訴求を両立することで持続的な成長を目指しています。主力商品の一つである「ソフトコーン」は、当社独自の技術によるなめらかな口どけが高く評価されており、売上が伸長しています。
その他エリア
キューブタイプ粉ミルクに関するダノン社との事業提携
ダノン社と事業提携し、英国で同社の粉ミルク主力ブランド「Aptamil」のキューブタイプ商品を発売しました。 英国を皮切りに欧州市場での事業拡大を図っています。