知的財産戦略
特許・技術ノウハウ・商標を軸に
"meijiの事業特性"に合わせた戦略を実行
知的財産戦略の考え方
知的財産(知財)は、中長期的な企業価値向上のための重要な経営資源です。明治グループは、グループスローガンである「健康にアイデアを」を実現させるために、(1)戦略的な特許取得、(2)技術ノウハウの管理、(3)meijiらしい商標の活用、という3つの観点から知財戦略を展開しています。併せて、第三者が保有する知財権を尊重しています。
また、研究開発活動・事業活動と知財戦略が一体不可分であるとの考えのもと、食品・医薬品の両事業にそれぞれ対応する特徴ある知財戦略を策定・実行するとともに、ウェルネスサイエンスラボでも食品と医薬品のシナジーの観点から研究開発活動と連動した知財戦略を推進しています。
FOCUS
特許のうちの約半数がSDGsに関連
外部機関が提供する特許分析ツールLexisNexis® PatentSight®※1を用いて、明治グループが保有する特許を解析した結果、約半数がSDGs※2と関連することが分かりました。これによって、明治グループの知的財産は「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」の実現にも寄与していることになります。今後も、同ツールを用いた解析によって研究開発活動とSDGsの関連をモニタリングしていきます。
明治グループのSDGs 関連特許
明治グループの特許は、SDG 2とSDG 3への貢献が高いことが特徴です。これは、食品事業と医薬品事業を有することにより実現しています。
SDGs に関連する特許の割合(%)
国内食品企業で、明治グループはSDGs、中でもSDG 3に関連する特許の割合および件数が高いポジションにあります。