ビジョンと戦略
明治グループ2026ビジョン
「食と健康」で一歩先を行く価値を創造し、日本、世界で成長し続けることを目指しています。
明治グループは、2026年に向かって目指すべき企業グループ像を示すものとして「明治グループ2026ビジョン」を策定しています。ビジョン実現に向けて3つのビジョンと4つの重点方針を定めています。ビジョンの実現に向け3回の中期経営計画を推進しています。
ビジョン実現へのロードマップ
「明治グループ2026ビジョン」の実現に向け、計3回の中期経営計画を策定しています。2021年度からの第2ステージは、2023年度をもって終了。現在は、最終の第3ステージとなる「2026中期経営計画」を実行中です。
2018-2020第1ステージ
2020中期経営計画
「継続的戦略課題への取り組み」と「成長に向けた新たな挑戦」
重点方針
- 1. コア事業での高シェア・高収益の実現
- 2. 海外市場での成長基盤の確立に向けた積極的な事業拡大
- 3. 健康を軸とした新たな価値領域での仕掛け
- 4. 構造改革の継続的な実行と個別事業課題の克服
- 5. 経営基盤の進化とサステナビリティの推進
2021-2023第2ステージ
2023中期経営計画
明治ROESG®経営の実践
「2023中期経営計画」では「明治ROESG経営の実践」を基本コンセプトに掲げ、「グローバルで社会課題解決へ貢献できる企業」を目指す方向性に定めました。これは、ステークホルダーにとっての重要性と明治グループにとっての重要性の、どちらも同時に実現させる経営戦略の軸・指針となるものです。
ROEとESG指標に明治らしさ目標を加えた独自指標である明治ROESGを、KPIに設定
- ESG指標目標達成
- 1. MSCI
- 2. DJSI
- 3. FTSE4Good
- 4. CDP(Climate Change)
- 5. CDP(Water Security)
- 明治らしさ目標達成
- 1. 健康寿命延伸
- 2. たんぱく質摂取量
- 3. インフルエンザワクチン接種率
- 4. 従業員エンゲージメントスコア
- 5. 健康志向食品、
栄養付加価値型商品、
超高齢化社会に貢献する
商品の売上伸長率 - 6. 新型コロナウイルスワクチン・
治療薬の開発成功と供給
重点課題
-
1. 事業戦略
食品セグメント
- ①コア事業の成長力の回復
- ②海外展開の強化
医薬品セグメント- ①Meiji Seika ファルマ・KMバイオロジクスの一体運営推進(ワクチン事業の強化)
- ②CMO/CDMOの強化
全体- 新領域への挑戦
- 2. ROIC活用による経営管理体制強化
- 3. 成長投資の継続と強固な財務基盤構築の両立
- 4. サステナビリティ2026ビジョンの着実な実行
2024-2026第3ステージ
2026中期経営計画
明治ROESG®経営の進化
「2026中期経営計画」では、市場・事業・行動の変革を通じた成長軌道への回帰を目指し、「2023中期経営計画」で掲げた明治ROESG®経営をさらに進化させていきます。社会課題の解決を事業戦略に取り込み、サステナビリティ・イノベーションにより社会価値を創出し、経済価値とトレード・オンすることで持続的な成長を実現していきます。
ROEとESG指標を掛け合わせた独自指標である明治ROESGを最上位の経営目標に設定
- ESG指標目標達成
- 1. MSCI
- 2. DJSI
- 3. ISS ESG
- 4. 食品:
「明治ROESG®」
対象ブランド群の
売上高年度計画の
達成 - 5. 医薬品:
「明治ROESG®」
対象製品の
売上高年度計画の
達成
重点戦略
-
1. 成長事業への経営資源導入
- 成長ドライバーとして、食品海外、BtoBおよび医薬品事業を強化・拡大
-
2. 安定したキャッシュ創出力の維持・強化
- 付加価値の追求による競争優位性の強化
- 事業ポートフォリオの見直しと資本効率の向上
- 3. 経営戦略に即した人財戦略の推進