貢献するSDGs

社会課題:人権の尊重

目標

新入社員研修および管理職昇格者研修受講者への
人権研修受講率 100%

2018年度実績

100%

  • ※ 明治ホールディングス(株)、(株)明治、Meiji Seika ファルマ(株)単体

人権尊重の啓発活動

基本的人権の尊重および差別の禁止、強制労働および児童労働の禁止、ハラスメントの禁止、安全衛生への配慮、従業員の基本的な権利の尊重など、「明治グループ人権ポリシー」に基づく啓発活動に取り組んでいきます。

社内研修の実施

国内においては、明治ホールディングス(株)、(株)明治、Meiji Seika ファルマ(株)の新入社員、管理職昇格者とグループ会社の従業員を対象に、サステナビリティ全般と「明治グループ人権ポリシー」に基づいた人権に関する社内研修を行っています。また海外グループ会社においても、人権尊重の社内啓発活動を行っていきます。

人権研修実績
単位 2016年度 2017年度 2018年度
新入社員 211 237 214
管理職昇格者 164 194 158
国内グループ会社 - 520 528
  • ※ 明治ホールディングス(株)、(株)明治、Meiji Seika ファルマ(株)単体の合算

人権デュー・ディリジェンスの実行

明治グループでは、国連グローバル・コンパクトに参加するとともに、「明治グループ人権ポリシー」に基づき従業員やサプライチェーンに働きかけを行うなど、人権尊重に向けた取り組みを行っています。事前調査・課題の洗い出しによる発生の防止または軽減対策に取り組むとともに、人権に関わる事象が発生した場合は、適切な手段により改善に努めていきます。

人権マネジメント体制

グループ全体に関わる幅広い人権課題に向き合うため、横断的な組織として「グループ人権会議」を設置しています。事業別に洗い出したリスク評価において優先度の高い項目から、具体的な予防・軽減対策の検討を進めていきます。会議の定期的な開催を通じて、グループ全体での人権に関する意識の向上と、国内外のさまざまな人権課題に対して適切に対処する仕組みの構築を目指していきます。

食品分野と医薬品分野のバリューチェーンごとに人権リスクの洗い出しと影響評価を行い、優先的に取り組む人権課題を特定しました。

優先的に取り組む人権課題
分野 テーマ
食品 原料調達における人権課題
医薬品 原薬調達における人権課題
共通 従業員における人権課題

社会課題:ステークホルダーとの対話

ステークホルダーとのコミュニケーションの充実

明治グループが重要と考えているステークホルダー(「お客さま」「従業員」「取引先」「株主・投資家」「地球環境」「社会」)の皆さまと、あらゆる機会、媒体等を通じて円滑なコミュニケーションを図ることで、皆さまからの期待に応えるとともに、社会への責務を果たしていきます。

株主・投資家の皆さまとのコミュニケーション

株主・投資家の皆さまに明治グループの方向性や戦略をよりご理解いただけるよう、説明会やIRイベント、IRサイトの充実を図っています。

社外有識者との対談

社外有識者の方とのダイアログを実施し、いただいたご意見・ご要望を踏まえ、ビジョンの策定、次年度計画や課題対策に反映しています。

地域の皆さまとの環境コミュニケーション

各工場では、近隣地域の皆さまや自治体の方々、小・中学生に対し、事業の環境への取り組みを説明する環境報告会・勉強会を実施しています。水質・大気の環境汚染対策やCO2削減への取り組みの紹介のほか、皆さまの貴重なご意見をいただき、今後の活動にいかしていきます。

参画している主な業界団体・環境関連団体

明治グループは様々な業界団体・環境関連団体に参画し、連携しながら取り組みの向上に努めています。

2019年3月31日時点

団体名 役割
食品 一般社団法人 Jミルク 理事
一般社団法人全国発酵乳乳酸菌飲料協会 副会長
一般社団法人日本アイスクリーム協会 副会長
一般社団法人日本乳業協会 副会長
全国牛乳容器環境協議会 副会長
全日本菓子協会 会長
日本介護食品協議会 副会長
日本チョコレート・ココア協会 副会長
医薬品 日本製薬工業協会 理事
日本製薬団体連合会 理事
一般社団法人 日本ワクチン産業協会 理事
一般社団法人 日本血液製剤協会 理事
日本動物用医薬品協会 理事

お客さまとのコミュニケーションの推進

お客さま一人一人の声に耳を傾け、「迅速」「誠実」「公平」「適切」に応対することにより、お客さまとのより良いコミュニケーションの確立を目指しています。そして、お客さまの声を社内へ共有し、製品・サービスの開発・改善に反映させることにより、お客さまの満足度と信頼を得られるように努めます。

お客様相談センター

お客さまからいただいた声は、お客様相談センターが独自のシステムに入力し整理・分析していきます。お客さまが安心して商品をご利用いただけるよう、丁寧な応対と情報提供に努めています。また関係各部と情報を共有し、よりご満足いただけるよう商品・サービスの開発や改善につなげています。

お客様相談センターへのお問い合わせ内容の内訳(2018年度)

お客さまからのご意見による改善事例

チョコレート個包装商品の改善
お客さまからチョコレートの個包装が開封しにくいとのご意見をいただき、個装袋の設計を変更いたしました。
「個包装の幅に余裕がないのでつかみにくく、手で開けられない。いつもハサミを使って開けている。開けやすい包装にして欲しい。」「個包装を開ける時になかなかビニールが切れない。個包装が切りづらい。」

<改善内容>

個装袋の幅を4mm拡げ、簡単に開封できるように改良し、お子さまやご年配の方でもつかみやすくなりました。

適正でわかりやすい表示

製品や景品などの販促物の表示に関して法規を順守するとともに、お客さまに誤解を与えない、わかりやすい表示を心掛けています。
表示に関するチェックは複数人で何段階も行い、情報が間違いなく適切であることを確認しています。

赤ちゃん相談室

赤ちゃん相談室では、管理栄養士・栄養士が赤ちゃんとお母さまの栄養や育児の相談をお受けしています。ご家族と育児に携わる方々からのご相談に対し、豊富な情報と経験をいかし、一つ一つ丁寧にお応えしていきます。

赤ちゃん相談室へのお問い合わせ内容の内訳(2018年度)

くすり相談室

くすり相談室に寄せられた声は、情報データベースを活用し、整理・分析しています。お客さまの貴重なご意見は真摯に受け止め、社内関連部署と共有し、より良い製品づくりにつなげています。

医療用医薬品のお問い合わせ内容の内訳(2018年度)

■Meiji Seika ファルマ(株)

■KMバイオロジクス(株)

お客さまからのご意見による改善事例

ホームページのお役立ち資材ページをリニューアル
お客さまからご要望が多い「お役立ち資材」をホームページに見やすく表記しました。
また、一部の資材はお客さまがホームページからダウンロードできるようにリニューアルしました。

<改善内容>

医薬品においてもホームページは重要な情報提供チャネルになっています。
今後もお客さまの声をいかした製品と情報提供の改善に努めて、満足度向上につなげます。

適切な情報提供への取り組み

明治グループは、広告・宣伝活動においては、法令および企業倫理を順守し、虚偽・誇大などにならないよう、公正な内容・表現を基本とし、情報を提供していきます。
また、消費者志向自主宣言に基づき、活動報告を行っていきます。

関連サイト

社会課題:社会貢献活動の推進

社会貢献活動の推進

被災地支援や地域活動、また製品を通じた社会貢献活動に積極的に取り組み、豊かな社会づくりに貢献します。

各国・地域や各事業拠点における社会貢献活動の実施

各地域における社会貢献活動では、1953年から各地方新聞社が、子どもたちへのクリスマスプレゼントとして開催してきた「クリスマスこども大会」への協賛や、子どもたちにもっと笑顔になってほしいという願いから日本環境教育フォーラムと共同で自然体験プログラム「きのこたけのこ里山学校」を2009年より実施しています。また自治体主催の環境美化活動や行事への参加、職業体験の受け入れなども行っています。 この他にも各事業拠点において、事業所周辺や周辺河川の清掃を実施しています。

被災地、発展途上国における支援活動

東日本大震災、熊本地震などの被災地復興支援を目的にNPO法人などと協力しながら取り組みを行っています。

被災地への義援金の寄付

  1. 2011年3月 東日本大震災
  2. 2016年4月 平成28年熊本地震
  3. 2018年7月 平成30年7月豪雨
  4. 2018年10月 平成30年北海道胆振東部地震
  5. 2019年10月 令和元年台風19号

被災地ボランティア

  1. 2017年11月 熊本県益城町 仮設住宅付近での草刈り、被災家屋での家財移動
  2. 2018年3月 岩手県盛岡市 震災追悼イベントの準備・片づけ
  3. 2018年10月 岡山県倉敷市真備町での家財道具片付け、土砂のかき出し
  4. 2019年3月 岩手県盛岡市 震災追悼イベント準備
  5. 2019年11月 佐賀県武雄市 床上浸水した住宅の床下への砂埋め作業
2017年11月 熊本県益城町
2017年11月 熊本県益城町
2018年10月 岡山県倉敷市真備町
2018年10月 岡山県倉敷市真備町
2018年3月 岩手県盛岡市
2018年3月 岩手県盛岡市
2019年11月 佐賀県武雄市
2019年11月 佐賀県武雄市

その他の被災地支援

  1. 2018年1月 熊本や東北のさまざまな物産品の販売
  2. 2019年3月 食堂での被災地(岩手・熊本)メニューの提供、社内売店での物産品の販売
2018年1月 物産品販売
2019年3月 食堂、社内売店

製品を通じた社会貢献活動

母乳や市販の粉ミルクが飲めない赤ちゃんのための特殊ミルクの製造・安定供給や、希少疾病用医薬品の開発・製造を通じて、社会へ貢献していきます。

  1. 希少疾病用医薬品(ドラベ症候群治療薬ディアコミット)

ドラベ症候群は、発症頻度が4万人に1人と推定され、乳児期に発症する難治性のてんかん症候群です。経過中の致死率が高く、けいれん発作による身体および精神の発達遅延も見られることから、患者さんやそのご家族に深刻な影響を及ぼす重篤な疾患で、有効な治療薬がなかった。そうした中で2012年にMeiji Seika ファルマ(株)はドラベ(Dravet)症候群治療薬「ディアコミット®ドライシロップ」「ディアコミット®カプセル」を発売しました。小児てんかん診療に関わる医療従事者に対し、有効性・安全性情報を正確かつ迅速に提供することに日々努めています。

UNHCRなどとの連携による支援活動

UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)など各種団体と連携し、支援活動に取り組みます。

  1. 全国乳児福祉協議会へのミルク寄贈

乳児用粉ミルクのリーディングカンパニーとして、乳児たちの健全な成長に少しでも力になりたいという想いから、全国乳児福祉協議会を通じて全国の乳児院に2019年6月から「明治ほほえみ」の寄贈を開始しました。

  1. 「子供の未来応援基金」への寄付

子供の貧困問題は大きな社会問題の一つで、17歳以下の子供の7人に1人が貧困状態(厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」)といわれています。内閣府では、子供の貧困対策を「将来への投資」と位置づけ、企業や個人からの寄付金をはじめとする様々なリソースを「子供の未来応援基金」として結集し、子供の学習支援や子供食堂を行う全国の団体を支援する「未来応援ネットワーク」事業などを実施しています。明治グループは、2017年からこの事業に賛同し、毎年「子供の未来応援基金」に寄付を行っています。

子供の未来応援国民運動

株主優待品の寄贈

明治ホールディングス(株)の株主優待制度は、「寄贈選択制度」を設けています。本制度にご賛同いただきました株主さまの優待品同等分と、明治ホールディングス(株)からも同額相当分を合わせて福祉団体などへ寄贈しています。
2019年度は、東日本大震災の被災地の方々および被災地から離れて生活をされている方々、また全国の障がいのある児童の支援団体など、合計264団体へ認定特定非営利活動法人日本NPOセンターを通じて寄贈を実施いたしました。