社会

社会に関する目標 ステークホルダーとの対話 社会貢献活動の推進

貢献するSDGs

8働きがいも経済成長も 10人や国の不平等をなくそう 17パートナーシップで目標を達成しよう

明治グループサステナビリティ2026ビジョン
活動ドメイン

社会

社会に関する目標

2026中期経営計画

マテリアリティ:高い倫理観に基づいたマーケティング

  • データ対象範囲または取り組み主体会社:明治グループ 連結
主な取り組み 指標 参考実績 目標
2022年度 2026年度
責任あるマーケティングコミュニケーションポリシーの制定および社員教育の実施 ポリシー制定のターゲット年度 N/D 2024年度中
ポリシー内容周知のための勉強会実施回数 N/D 年1回以上

2023中期経営計画

  • 【】内はKPIの対象範囲
  • 明治G:明治グループ
    明治HD:明治ホールディングス(株)
サステナビリティ活動KPI
(2021年度から)
実績 達成目標
2021年度 2022年度 2023年度 2023年度
ESGミーティングおよびESGアドバイザリーボードの実施【明治HD】 ESGミーティング:1回
ESGアドバイザリーボード:2回
ESGミーティング:1回
ESGアドバイザリーボード:2回
ESGミーティング:1回
ESGアドバイザリーボード:2回
3回/年
国内グループ全従業員の社会貢献活動への参加【明治G国内連結】 半期に1回以上参加した率 上期:90%、下期:92% 半期に1回以上参加した率 上期:92%、下期:92% 半期に1回以上参加した率 上期:93%、下期:95% 2回/年以上(半期に1回以上)

ステークホルダーとの対話

ステークホルダーとのコミュニケーションの充実

明治グループが重要と考えているステークホルダー(「お客さま」「株主・投資家」「社員」「ビジネスパートナー」「地球社会・自然・将来世代」「政府機関・NPO/NGO・関連団体」)の皆さまと、あらゆる機会、媒体等を通じて円滑なコミュニケーションを図ることで、皆さまからの期待に応えるとともに、社会への責務を果たしていきます。

社員とのエンゲージメント

「明治グループ2026ビジョン」を達成し、持続的に成長し続ける企業であるためには、社員エンゲージメントの向上が必須であると考え、社員意識調査などを実施しています。

社員エンゲージメントの向上

株主・投資家の皆さまとのエンゲージメント

株主・投資家の皆さまに明治グループの方向性や戦略をよりご理解いただけるよう、説明会やIRイベント、IRサイトの充実を図っています。2019年度からはESGミーティングを実施しています。

社外有識者とのダイアログ

2021年度からは、これまで年1回実施していた社外有識者ダイアログを進化させ、年2回開催のESGアドバイザリーボードを新設しました。社外有識者から明治グループの取り組みに対してのアドバイスをいただくとともに、CEO、CSOをはじめとする社内メンバーとの意見交換を行い、さらなるサステナビリティ活動の強化につなげていきます。

地域の皆さまとの環境コミュニケーション

各工場では、近隣地域の皆さまや自治体の方々、小・中学生に対し、事業の環境への取り組みを説明する環境報告会・勉強会を実施しています。水質・大気の環境汚染対策やCO2削減への取り組みの紹介のほか、皆さまの貴重なご意見をいただき、今後の活動に活かしていきます。

工場見学の充実

工場見学実績

(単位:万人)

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
日本 21.3 3.8 6.3 11.3 16.5
海外 1.4 0.04 0.06 0.02 0.7
(株)明治の工場見学(国内)

日本国内7カ所の工場見学施設「明治なるほどファクトリー」では、明治グループ理念に掲げる「おいしさ・楽しさ」「健康・安心」に関する「なぜ?」と不思議に感じる部分に触れてもらい、体験を通じてお客さまが「なるほど!」と学ぶことで、(株)明治をよりよく知っていただくことをコンセプトにしています。

写真:
明治なるほどファクトリー
(株)明治の工場見学(海外)

海外では明治シュエガオ(広州)有限公司、明治乳業(蘇州)有限公司、明治制果食品工業(上海)有限公司の3つの工場が、「科学技術普及基地」として、社会科校外学習に適した模範的な企業として認定されています。

写真:海外の工場見学
KMバイオロジクス(株)の工場見学・出前事業

KMバイオロジクス(株)では、学生を対象にインフルエンザワクチンを製造する工場見学を実施しています。また、免疫の基礎知識や感染症予防対策の重要性をわかりやすく伝える出前授業も実施しています。工場見学や出前授業を通して感染症に対する知識と意識の向上に貢献していきます。

写真:KMバイオロジクスの出前事業
Meiji Seika ファルマ(株)中学生に「SDGs・感染症対策」に関する出前授業を実施

お客さまとのコミュニケーションの推進

お客さま一人一人の声に耳を傾け、「迅速」「誠実」「公平」「適切」に応対することにより、お客さまとのより良いコミュニケーションの確立を目指しています。そして、お客さまの声を社内へ共有し、製品・サービスの開発・改善に反映させることにより、お客さまの満足度と信頼を得られるように努めます。

お客様相談センター

お客さまからいただいた声は、お客様相談センターが独自のシステムに入力し整理・分析していきます。お客さまが安心して商品をご利用いただけるよう、丁寧な応対と情報提供に努めています。また関係各部と情報を共有し、よりご満足いただけるよう商品・サービスの開発や改善につなげています。

お客様相談センターへのお問い合わせ内容の内訳(2023年度)
お問い合わせ内容 件数 構成比
商品比較・特徴 27,852 27%
取扱店舗 22,078 21%
食べ方・保存 15,929 15%
パッケージ表示・設計 7,024 7%
販促・キャンペーン 4,715 4%
混入物 3,904 4%
その他 23,656 22%
合計 105,158 100%
お客さま満足度調査

(株)明治お客様相談室では、お客さまの満足度の向上に向け、お客さま応対に対する満足度アンケートを実施し、応対品質の向上に努めています。

2023年度目標:95点(100点満点)
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
お客さま満足度 91.3 92.2 91.0 92.2 93.1
お客さまからのご意見による改善事例

● 「メルティーキッスパーティーアソート」個包装の改善
「メルティーキッスパーティーアソート」に関して、色覚特性をお持ちのお客さまから「個包装の色を見分けにくい」 とのご意見をいただき、個包装の設計を変更しました。

<改善内容>

誰でも認識しやすいフレーバーイラストの記載や色覚特性をお持ちの方にも見やすい色調に変更し、個包装の視認性を高めました。

写真:チョコレートの個装袋の改善前と改善後を対比した画像

赤ちゃん相談室

赤ちゃん相談室では、管理栄養士・栄養士が赤ちゃんとお母さまの栄養や育児の相談をお受けしています。ご家族と育児に携わる方々からのご相談に対し、豊富な情報と経験を活かし、一つ一つ丁寧にお応えしていきます。

赤ちゃん相談室へのご相談内容の内訳(2023年度)
相談内容 件数 構成比
授乳 2,172 47%
離乳食・食事 1,620 35%
生理・体調 424 9%
発育・発達 185 4%
生活・習慣 121 3%
母親・妊婦 76 1%
赤ちゃん相談その他 50 1%
合計 4,648 100%

くすり相談室

くすり相談室に寄せられた声は、情報データベースを活用し、整理・分析しています。お客さまの貴重なご意見は真摯に受け止め、社内関連部署と共有し、より良い製品づくりにつなげています。

医療用医薬品のお問い合わせ内容の内訳(2023年度)
Meiji Seika ファルマ(株)
お問い合わせ内容 件数 構成比
製品周辺情報(包装・使用期限・保険等) 6,376 28%
資料送付 ほか 4,824 21%
品質(品質・添加物・安定性・配合変化等) 4,267 19%
有効性(効能効果・用法用量・薬効・薬理等) 4,149 18%
安全性(副作用等) 2,995 13%
ご指摘・ご要望 327 1%
合計 22,938 100%
KMバイオロジクス(株)
お問い合わせ内容 件数 構成比
資料送付 ほか 347 43%
製品周辺情報(包装、使用期限、保険等) 192 24%
有効性(効能・効果、用法・用量、薬効・薬理) 152 19%
品質(品質、添加物、安定性、配合変化) 55 7%
安全性(副反応等) 47 6%
その他 6 1%
ご指摘・ご要望 4 0%
合計 803 100%
お客さま応対品質向上の取り組み

Meiji Seika ファルマ(株)くすり相談室では、お客さまの満足度の向上に向け、電話応対に対する外部診断を実施し、応対品質の向上に努めています。これからも自社の医薬品に関する情報を迅速かつ正確に提供することにより、適正使用の推進・普及を図り、より良い医療に貢献していきます。

くすり相談室品質目標:70点以上
  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
外部評価診断点数 76.8 76.0 75.3 74.6 75.4
お客さまからのご意見による改善事例:Meiji Seika ファルマ(株)

● 医療用医薬品ホームページ 「よくあるご質問」 の全面改訂
医療関係者の方々がより利用しやすいQ&Aページを目指し、デザインと構成を全面的にリニューアルしました。Q&A数も202件から817件へ大幅に増やし、外部連携も可能となりました。24時間稼働している医療現場のニーズに応えられるよう、今後もさらなる内容の充実化を目指しています。

お客さまからのご意見による改善事例:KMバイオロジクス(株)

● バイクロット(乾燥濃縮人血液凝固第Ⅹ因子加活性化第Ⅶ因子)のシュリンク包装解除

(お客さまからのご意見)

  • フィルム上に管理簿シールが貼付されているため、製剤調製時に誤ってシールを捨ててしまう
  • フィルムのしわがバーコードと重なっており、出荷する際にバーコードが読めなかった
  • 自宅の冷蔵庫で保管する場合は、箱の容積が小さい方が好ましいが、現状は製剤箱と移注セットがフィルムでまとめてあり、移注セットの分だけ余計に冷蔵庫内のスペースを取っている

<改善内容>

製剤箱と移注セットのシュリンク包装を解除しました。

関連サイト

お客さま満足の向上を目指して

私たちは、明治ブランドに対する顧客ロイヤルティを創出し、顧客基盤を長期的に維持・拡大することで企業価値を向上させるために株式会社日経リサーチが実施する「ブランド戦略サーベイ」の調査を活用し、消費者の推奨意向を把握しています。関係各部と情報を共有し、お客さまにより満足いただけるよう商品の開発や改善につなげます。

「ブランド戦略サーベイ」調査結果より
  2020年 2021年 2022年 2023年
現ユーザー回答者数(人)※1 697 686 663 688
推奨意向(%)※2 51.9 50.9 48.4 46.7
  • ※1「明治」の商品・サービスを現在、利用していると回答した人数
  • ※2現ユーザーの中で推奨意向があると回答した人の割合/推奨意向:「それぞれの企業の製品・サービスをどの程度「他の人に薦めたい」と思うか」を5段階で聴取し、「ぜひ薦めたい」「まあ薦めたい」と回答した人の割合

【調査概要】

  • 調査主体:株式会社日経リサーチ
  • 使用データ コンシューマー編
  • 測定対象社数:600社
  • 調査期間:毎年6月~7月
  • 調査対象:株式会社日経リサーチおよび提携協力会社インターネットモニター登録の国内の16歳以上の方

社会貢献活動の推進

社会貢献活動ポリシー

明治グループは、2021年1月に「明治グループ社会貢献活動ポリシー」を制定しました。社員一人一人が社会への参画意識を持ちながら社会貢献活動に積極的に取り組み、地域社会における諸課題の解決と持続的な発展に貢献します。

明治グループ社会貢献活動ポリシー

テーマごとの活動

明治グループでは「社会貢献活動ポリシー」に基づいて、「人を育む」「社会を支える」「地球を未来につなぐ」という3つのテーマに沿って、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。

  • 「人を育む」活動:未来を担う子どもや若い世代の健やかな成長や知識の習得を支援するため、栄養・食文化・スポーツをテーマとした活動
  • 「社会を支える」活動:事業活動に関わる地域社会の人々が健全で安定した生活を送れるように、必要とされる支援活動
  • 「地球を未来につなぐ」活動:地球の持続的発展と未来を見据えて、自然環境や生物多様性の保全活動、資源循環への取り組み、新たな健康価値創造につながる研究開発への支援活動

活動実績

社会貢献活動への支出の種類と内訳(ESGデータ集へ)

「人を育む」活動

● きのこたけのこ里山学校

日本環境教育フォーラムと共同で自然体験プログラムを開催しています。

きのこたけのこ里山学校
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● クリスマスこども大会

1953年から各地方新聞社が子どもたちへのクリスマスプレゼントとして開催してきた「クリスマスこども大会」に協賛しています。

● 食育活動

2005年から開始し、小中学校への出前授業やオンラインを活用した食育セミナーを開催しています。

明治の食育
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● 子どもたちの成長サポート活動

アスリートとともに、親子に「栄養の大切さ」を伝えるプロジェクトを実施しています。

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● 次世代育成

スポーツジュニアへの支援として、ジュニアゴルフ大会、ジュニアゴルフスクール、ジュニアチャレンジゴルフなどを開催し、次世代育成を応援しています。

「社会を支える」活動

● 明治ハピネス基金

「明治ハピネス基金」は明治グループの社員一人一人が自発的に参加する活動で、サステナビリティに対する意識を高め、社会課題を「自分ゴト」として捉えることを目的として2020年3月に設立した制度です。年に2回募金活動を実施しており、2023年9月は明治グループ全体で約3,000人の役員・社員が参加しました。今回集まった募金で11月に明治の食品約93,000個を「こども宅食応援団」に寄贈しました。「こども宅食応援団」を通し、全国の生活に困難を抱えるご家庭の支援につなげていきます。

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● 一般社団法人全国フードバンク推進協議会との連携

物価高や光熱費の上昇により、経済的な厳しさに直面しているご家庭はさらに増加しています。明治グループはこのような状況下、お子さまやそのご家庭の皆さまに少しでも笑顔になっていただきたいという思いから、全国フードバンク推進協議会と連携しこどもの日や夏休み・クリスマスなどの時期に合わせてお菓子・食品を寄贈しています。2024年4月の寄贈で通算14回目を数え、寄贈した菓子・食品は累計で83万個となりました。

● 特殊ミルク事業

生まれつきの代謝の異常などにより、母乳や市販の粉ミルクを飲めない赤ちゃんに向けて、特殊ミルク共同安全開発事業に登録され厚生労働省の助成対象となっている特殊ミルク(登録特殊ミルク)をはじめ、非先天性代謝異常症のための特殊ミルク(登録外特殊ミルク、無償)など、合計20品を製造し、安定供給しています。

特殊ミルク一覧

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● 希少疾病用医薬品(ドラベ症候群治療薬ディアコミット)

ドラベ症候群は、発症頻度が4万人に1人と推定され、乳児期に発症する難治性のてんかん症候群です。2012年にMeiji Seika ファルマ(株)はドラベ(Dravet)症候群治療薬「ディアコミット®ドライシロップ」「ディアコミット®カプセル」を発売しました。小児てんかん診療に関わる医療従事者に対し、有効性・安全性情報を正確かつ迅速に提供することに日々努めています。

ネクストストーリーズ「希少なてんかんの患者さんに寄り添う」

● 国連人口基金への寄付

国連人口基金ケニア事務所と2020年11月にパートナーシップを締結し、2021年から2023年までナイロビにあるアフリカ最大のスラム、キベラにおいて200人の女性と少女たちを対象にした経済自立支援プロジェクトに参加しました。

〈活動実績〉

2021年

  • 約150人の女性に石けんづくりやビジネススキルの研修を実施
  • “Feming’arisha”のブランド名でキベラスラムに販売店を開店

2022年

  • 20人の女性が新製品や会計知識を習得し、店舗拡大およびマーケティングの強化によりひと月売上が2倍に増加。
    さらに、うち12人の女性が石けんビジネスに加えて、個々に新たなビジネスを開始

2023年

  • Webサイトの立ち上げ、店舗リニューアル、モバイル決済の導入などにより1カ月あたりの売り上げが1.4倍に増加(2022年比)
  • Femi ng’arishaの売り上げから3年間で延べ22人の女性のビジネス設立・拡大支援および女性1人の学費支援
  • 支援女性たちの収入が5.4 倍に増加(2022年比)
キベラにおける女性の生計能力向上プロジェクトへの参加
写真: 写真:
● 国連WFP協会主催のSNSキャンペーンへの協賛

国連世界食糧計画(WFP)が主催する「ごちそうさまチャレンジ」に2020年から特別協賛しています。このキャンペーンは、食品ロスと飢餓という2つの食料問題への関心を促し、参加者の食品ロス削減の取り組みを寄付に代えて、途上国の子どもたちの学校給食支援につなげるものです。

● 全国乳児福祉協議会へのミルク寄贈

乳児たちの健全な成長に少しでも力になりたいという想いから、全国乳児福祉協議会を通じて全国の乳児院に2019年6月から「明治ほほえみ」を寄贈しています。

2024年1月までの寄贈数
寄贈品 寄贈数
明治ほほえみ 3,704個
明治ステップ 1,088個
明治ほほえみ らくらくミルク 71,232個
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明治ほほえみ
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明治ステップ
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明治ほほえみらくらくミルク
● こどもの未来応援基金

子どもの貧困対策としてこども家庭庁などが行っている「こどもの未来応援基金」に賛同し、2017年から寄付を行っています。

こどもの未来応援国民運動
● すこやか食生活協会

視覚障害者の食生活改善のために、点字を活用したレシピ本の作成やホームページで音声付きのレシピを展開している活動に賛同して、2013年より賛助会員として協力しています。

すこやか食生活協会
ロゴ:すこやか食生活協会
● 被災地支援

2011年の東日本大震災や熊本地震などの被災地復興支援を目的にNPO法人などと協力しながら取り組みを行っています。

● パラアスリートへの支援

パラアスリートに対しても、「体づくりに不可欠な「食」の面からもっとサポートできるはずであり、パラアスリートの活躍を応援することで、障がい者スポーツ自体の価値をもっと高めたい。」そんな想いから、(株)明治は、日本パラ陸上競技連盟、日本ボッチャ協会とパートナー契約を結び、合宿時の商品提供をはじめ、パラ陸上の強化選手に対する栄養調査や食事メニューのアドバイスなどを行い、選手のパフォーマンス向上を支援しています。

一方、パラアスリートには明治グループ社員向けの「ダイバーシティセミナー」や「ボッチャ競技体験イベント」に参加いただき、社員が共生社会を考える機会を提供してもらっています。東京で行われた2度目のパラリンピックをきっかけに、(株)明治はパラアスリートともに、互いに支え合う共生社会の実現に向けて取り組んでいます。

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ボッチャ集合写真
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合宿や海外遠征に商品を提供
● パラリンアートへの協賛

パラリンアートとは、一般社団法人 障がい者自立推進機構が行う障がい者のアート作品を企業・個人に提供し、作者報酬をお支払いする活動です。社会参加できず、経済的にも苦しんでいる障がい者のサポートを主な目的とし、アートを通じて社会保障費に依存せず、障がい者の社会参加と経済的自立を推進しています。明治ホールディングス(株)は2021年から協賛しています。
2023年度は「パラリンアート世界大会2023」に協賛し、日本を含む23の国と地域から集まった488点の応募作品の中から「meiji賞」としてKOTOさんの作品を選定しました。

写真:
KOTOさんの作品「日本ものがたりの旅」
パラリンアート作品

「地球を未来につなぐ」活動

● 紙パックリサイクルキャンペーン

社員が参加する「紙パックリサイクルキャンペーン」を、年2回実施しています。このキャンペーンを通じて、社員の環境配慮に対する意識の醸成を図っています。

写真:紙パック回収ボックス
● 生物多様保全活動

国内・海外の生産拠点や明治グループで所有している「明治グループ自然保全区 くまもと こもれびの森」において、さまざまな自治体・NPOと連携しながら生物多様性の保全活動を行っています。

主な生物多様性の保全活動

事業所・グループ会社の社会活動

地域から信頼される企業となるために、各事業所、グループ会社において環境関連、次世代育成、地域振興など地域に根ざした、それぞれ独自の取り組みを行っています。

● (株)明治の取り組み
● (株)明治 グループ会社の取り組み
● KMバイオロジクス(株)の取り組み