貢献するSDGs

社会課題:製品における安全・安心の確保

目標

HACCPを含む第三者認証であるGFSI※1承認規格の取得を
2020年度までに国内の食品全工場に拡大

2018年度実績

  • 50%取得
    (新規:6工場、累計:24工場)
  • 1 GFSI(Global Food Safety Initiative)
  • ※ 国内明治グループ

信頼される品質・ブランド強化に向けた安全活動の推進

食品事業では、明治グループ理念に基づき、独自の品質保証システム「明治 品質コミュニケーション(愛称:Meiji Quality Comm)」を展開し、原料調達から販売まで一貫したシステムで厳しい品質保証を行っています。
また、全ての工場では、食品安全への取り組みとしてHACCP手法を導入しています。さらに、2020年度までに国内の食品全工場において、グローバルな食品安全マネジメントシステムであるGFSI承認規格の取得を目指します。

信頼性保証体制に基づく品質マネジメントの強化

薬品事業では、医薬品・医療機器(以下、医薬品等)の製品本体だけでなく、開発・臨床試験でのデータや市販後の適正使用に関する情報を含めて「製品」と定め、「製品」の信頼性を向上させるための取り組みを行っています。その取り組みを信頼性保証指針で表しています。

安全・安心に関わる情報開示の拡充

高品質で安全な製品・サービスに関連する情報の適切な開示を通じて、お客さま、患者さんの信頼と満足の獲得に努めています。

お客様サポートでの情報開示

(株)明治ではホームページ“お客様サポート:Q&A よくあるご質問”で情報開示しています。
情報は、その時々で話題となるテーマを中心に、適宜更新しています。

製品の品質保証に関する情報開示

各社のホームページにて情報開示を行っています。

研究開発における倫理的配慮

明治グループは食と健康のリーディングカンパニーとして、常に新たな健康価値を皆様に提供すべく、研究活動に取り組んでいます。そして、明治グループの研究活動は、製品の品質、有効性、安全性の確保のため、法律および各省の基本方針、社内の諸規定を遵守して行われています。

ヒト由来試料の利用研究における倫理的配慮

ヒト由来試料(組織、細胞、血液、遺伝子など)や情報を利用する研究については、科学的な側面や倫理的な課題について、客観的に十分に検討した上で実施しています。また、最近ではES細胞やiPS細胞をはじめとしたヒト由来試料を用いた基礎研究、再生医療研究も急速に広がっています。明治グループでは、生命倫理や安全に十分に配慮した上で、これらヒト由来試料や情報の利用研究について、国の指針やガイダンス等を遵守して実施しています。

  • ※「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」など

動物実験における倫理的配慮

動物実験の実施に際しては、動物の愛護・福祉の観点から、動物実験に関する3Rの原則に基づいて計画を立案し、動物実験委員会の審査および機関の長による承認を必須としております。明治グループの動物実験実施施設は、外部の機関による評価・認証を受けております。
なお、食品の商品開発においては、外部委託を含めてヘルスクレームを実証するための動物実験を行わない方針です。ただし、法的に求められ、代替試験法がない場合は、やむを得ず動物実験を行うことがあります。

  • ※動物実験に関する3Rの原則
    Reduction(使用する動物数の削減)、Replacement(動物を使用しない実験への置き換え)、Refinement(動物の苦痛軽減)

バイオハザードマテリアル・遺伝子組換え生物の取り扱い

病原微生物などのバイオハザードマテリアルを安全に取り扱うため、「WHO実験室バイオセーフティ指針」等を基にした社内規程を定めています。また、バイオリスクに関する社内委員会では、バイオハザードマテリアルが適正に取り扱われるよう運用ルールを定めるとともに、その取扱い状況を管理しています。特に、感染症法や家畜伝染病予防法などの法令で規定されている病原体等については、社内に専門委員会を設置して、各法令に則った病原体等の取扱いを適切に管理するとともに、法令に従って必要な手続き(許可・届出)を行っています。
遺伝子組換え生物等についても、カルタヘナ法に準拠して適切に取扱うため、社内規程を定めるとともに、遺伝子組換え生物等の取扱いに関する社内委員会を設置しています。この社内委員会では、遺伝子組換え生物等を用いた実験がカルタヘナ法で規定された基準に合致しているか事前に確認しています。

  • ※ 感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
  • ※ カルタヘナ法:遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律

人を対象とした医学系研究における倫理的配慮

明治グループは、常に新たな健康価値を皆様に提供すべく、製品の研究開発においては、人を対象とした医学系研究(治験や臨床研究)により、その安全性や有効性を確認しています。治験や臨床研究を行うには、ヘルシンキ宣言に則り、生命の尊厳および人権を尊重し、各国・地域の関連法規等を遵守し、倫理的な医学系研究を実施することが社会から求められています。
明治グループでは、人を対象とした医学系研究を行う際には、研究に参加される方の人権保護と安全性確保に最大限配慮するとともに、研究の透明性、および科学的妥当性・独立性・信頼性の確保に努めています。これらの倫理面および安全面での審査は、社内に設置した倫理審査委員会や治験実施医療機関等の治験審査委員会等にて行っています。

  • ※ ヘルシンキ宣言:人を対象とする医学研究の倫理的原則
  • ※ 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」など