貢献するSDGs

社会課題:環境負荷の低減

目標

国内連結の再資源化率 97%以上/年※1

2019年度実績

94.6%

目標

2025年度までに国内の食品事業における
製品廃棄量を2016年度比 50%削減※2

2019年度実績

25.1%削減(2016年度比)

  • ※1 国内明治グループ
  • ※2 国内(株)明治グループ

新目標

2030年度までに国内の容器包装などのプラスチック使用量を2017年度比25%以上削減、およびバイオマスプラスチックや再生プラスチックの使用を拡大

  • 取り組みの進捗に合わせて2020年度に新たな目標として設定しました。

最終処分量の削減

限りある地球資源を有効活用し、循環型社会を実現するため、明治グループでは廃棄物の発生抑制や、分別・回収による再資源化、容器・包装の減容化・薄肉化を進め、最終処分量のさらなる低減に取り組むことで、地球環境保全へ貢献し、持続可能な社会の実現を目指していきます。

工場の廃棄物発生量の削減

明治グループ全体で、廃棄物発生量削減に向けた取り組みを推進していきます。具体的な取り組み事例として、(株)明治ではチョコレート菓子「ガルボ」のビスケット生地の剥離油の設備をノズルの間欠運転にすることにより、産廃発生量を年間24トン削減しました。

  • ※ 剥離油:生地を型から離れやすくするための油脂

容器・包装の減容化

貴重な資源を無駄なく活用するために、商品の品質は確保しながら、パッケージや容器の減容化、薄肉化を進めています。特にプラスチック資源については、プラスチックごみによる海洋汚染の問題解決に向けて、資源循環の取り組みを強化しています。2020年7月に「明治グループプラスチック資源循環ポリシー」を制定し、2030年度までに容器包装などのプラスチック使用量を25%以上削減(2017年度)する目標を定めました。具体的な取り組み事例としては、商品に使用するペットボトル容器の軽量化などのリデュースや、商品の保管や輸送に使用するプラスチック製器具のリユース・リサイクル、さらに商品の包装袋や付属ストローに有機資源由来のバイオマスプラスチックや再生プラスチックの使用拡大を進めていきます。

食品ロス削減

食品メーカーや小売業、外食産業、家庭などから出される食品廃棄物のうち、食べられるのに捨てられるものが「食品ロス」と言われ、農林水産省と環境省の推計(2017年度)では、国内で年間612万トン発生しています。明治グループとしても多量に発生している食品ロスを重大な社会課題と認識しており、国の指針や業界団体の方針にも沿って以下の取り組みを推進しています。

商品需給の精度向上による不良在庫の削減

販売と生産部門が連携して、過去の売行データや販売促進計画等を考慮して、商品別に需給計画を立案・推進しています。日々その需給精度の向上に努め、不良在庫の発生を抑制し、食品ロスの削減に取り組んでいきます。

賞味期限の年月表示への変更

食品の賞味期限表示を「年月日」から「年月」へ順次変更しています。年月表示に切り替えることにより、製造・配送・販売の連携によるサプライチェーン全体にわたる食品ロスの削減や物流効率化が期待できます。賞味期限が1年以上の家庭用商品(常温・冷凍商品)100品目以上を対象に、「年月」表示へ変更する取り組みを2020年2月より順次拡大してまいります。

品質を保持した賞味期限の延長

品質への影響がないことが確認できた菓子、飲料、栄養食品、調理食品など、一部商品について賞味期限を延長し、賞味期限切れによる廃棄物の削減に取り組んでいます。

<菓子>

  • チェルシースカッチアソート:12カ月から14カ月に変更(2015年4月~)
  • 温かしょうがのど飴:12カ月から14カ月に変更(2016年9月~)

<メディカル栄養>

  • 明治メイバランスMiniカップ:6カ月から12カ月に変更(2015年5月~)
  • 明治メイバランスMini:6カ月から9カ月に変更(2016年10月~)

<乳児栄養>

  • 明治ほほえみ らくらくミルク缶:12カ月から14カ月に変更(2020年10月~)

流通業界と一体となった「1/3ルール」の見直しに向けた取り組み

業界団体を通じて、従来の商慣習とされる納品期限「1/3ルール」の見直しに向けた取り組みを進めていきます。

「1/3ルール」の見直し

関連団体との協働

各関連団体と協働し、食品ロス削減に向けた取り組みを進めていきます。具体的には、一般社団法人 全国フードバンク推進協議会を通じてフードバンク団体と連携し、2019年1月から菓子やレトルトカレー、栄養ゼリー飲料などの商品を、2019年6月から災害時備蓄品の寄贈を開始しました。

3R活動の推進

地球環境への負荷を減らすことを目指し、商品の設計から廃棄に至るライフサイクル全般で、リサイクル活動等の環境に配慮したさまざまな取り組みを推進しています。

紙パック・宅配ビンなどの容器包装における3R

明治グループでは国内従業員が参加して行う「紙パックリサイクルキャンペーン」を、年2回実施しています。このキャンペーンを通じて、従業員の環境配慮に対する意識の醸成を図っています。また(株)明治の宅配サービスで使用される宅配ビン(軽量リターナブルビン)は、リデュース(ビンの軽量化)・リユース(宅配便の再利用)・リサイクル(損傷したビンは砕いて新しいビンの原料に使用)を行い、限りある資源を有効に活用しています。

化学物質の適正管理

化学物質排出量の削減対策として、気化した化学物質を回収する装置の設置、より安全な物質への代替、製造方法の改良による使用量の削減・不使用などを推進し、化学物質を管理します。

PRTR法届出物質数量

化学物質排出把握管理促進法に対応して、PRTR制度の対象となる化学物質の届け出を行っています。

PCBの管理

PCB(ポリ塩化ビフェニル)を使用した変圧器・コンデンサなどは、各事業所で適正な管理を推進しています。