2016年度
〈ガーナ共和国〉
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ファーマー・トレーニング・スクールを
開催しています今年度もトレーニング・スクールを開催しています。私たちが訪問したドミアブラ村では、適切な収穫、剪定、農薬散布の方法の説明と実演などが農園の中で行われていました。インストラクターと農家のみなさんとの活発な質疑応答も交わされました。スクール終了後には、同農園で収穫されたカカオ豆でつくったチョコレートを試食してもらい、自分たちが育てたカカオの風味を確かめてもらいました。
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試作したチョコをプレゼント
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収穫方法の説明
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明治デモンストレーション農園の
運営を始めましたファーマー・トレーニング・スクールで学んだことを実践し、その効果を実感してもらうことを目的として、ドミアブラ村の一区画を明治デモンストレーション農園として運営しています。指導通りに施肥、剪定、除草、農薬使用などの管理を行うことで収穫量が増えることを、農家自らの目で確認してもらう計画です。
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明治Tシャツをプレゼント
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農園主(左)とデモ農園にて
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第32回ナショナル・ファーマーズ・デイに
参加しましたガーナでは、カカオ、コーヒー、シアナッツなど農作物ごとに、優れた農家を表彰するナショナル・ファーマーズ・デイというイベントが毎年行われ、国民の休日となります。32回目となる今回は、北部にあるキンタンポという町で開催され、同国の大統領も出席するなか、数千人が集まりました。当社もスポンサーとして参加し、食糧農業省が選出した有望な若手カカオ農家を表彰し、賞品としてトライサイクル(バイクの後ろに運搬用荷車を取り付けたもの)と明治ミルクチョコレートを贈呈しました。トライサイクルはカカオ農業に大いに役立ててくれると思います。
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受賞者のカカオ農家(左)
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賞品のトライサイクル
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アートクラスを開講しました
アセラワディ村の小学生を対象に、美術の授業を行いました。80名の子どもたちが、学校近くのカカオ農園に集合。先生の指導のもと、クレヨンやペンを使って、思い思いのカカオの絵を描き、楽しい時間を過ごしました。最後に優秀作品を選び、表彰を行いました。
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授業の様子
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授業の様子
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〈エクアドル共和国〉
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農園で使う日除け帽子を寄贈しました
(株)明治がカカオ豆を購入している農園で働く皆さんに、日除け帽子を寄贈しました。
炎天下での作業中も、強い日差しを和らげてくれることでしょう。 -
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農園で使う日除け帽を寄贈しました
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苗木を配布しました
エクアドルの農牧水産省(MAGAP)の協力を得て、当社が支援している農家に苗木を配布するイベントが開催され、会場に集まった100名ほどの農家に、2000本の苗木を配布しました。また、当社から今回も農家の皆さんに「ミルクチョコレート」をプレゼントし、大いに喜ばれました。
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苗木を配布しました
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2015年度
〈ガーナ共和国〉
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2015年度のファーマー・トレーニング・
スクールが始まりました30軒の農家が集まり、カカオ農園のなかに椅子を並べて、適切な栽培方法、農薬の使用方法、健康や安全、環境などについて、ポスターを見ながら指導員の説明を聞きます。 質疑応答の後で、グループ・ディスカッションと発表を行うなど、全員参加型の熱心なスクールとなっていました。
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カカオ農園でのトレーニング・スクール
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アートクラスを開講しました
当社のカカオ豆購入地域にあるドミアブラ村を訪問し、小学生60名を対象に美術の授業を行いました。カカオの木と家族や家などをテーマにして、クレヨンと水彩絵の具で絵を描いてもらいましたが、大変好評でした。
授業のあとで9点の優秀作品を選び、表彰式では、落書き帳やペンなどをプレゼントしました。 -
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小学校の教室にて
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〈エクアドル共和国〉
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農園で着用する作業服を寄贈しました
(株)明治がカカオ豆を購入している農園で働く農家の方々に、肥料や農薬を使用する際に着用する作業服を寄贈しました。 当社社員が各農園を訪問して寄贈式を行い、一人ひとりに手渡しましたが、より安全に作業ができると、たいへん好評でした。
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作業服を寄贈
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農園で作業服を着用
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農家支援プログラムの卒業式に
出席しました(株)明治が、カカオ豆サプライヤーを通じて支援しているプログラムの卒業式に出席してきました。この地域では比較的小規模な農園が多いのですが、100年以上も前からカカオ栽培が盛んで、品質の高いカカオの生産地として世界的に知られています。この農家支援プログラムは、収穫量の増加や、よりよい農業経営などで収入を増やし、農家の暮らしをよくしていこうというものです。
当日は477名もの農家が集まり、収穫量の増加など優秀な成績を修めた農家には、苗木、剪定器具、肥料などがプレゼントされました。当社からは「ミルクチョコレート」をプレゼントし、味わっていただきました。
当社は、今後もさまざまな活動を通じてカカオ農家支援を行っていきます。 -
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卒業式の様子
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ベストファーマーに
ミルクチョコレートをプレゼント
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2014年度
〈ガーナ共和国〉
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夢のカカオハウスをつくりました
アセラワディ村の小中学生60名を対象に、3回目の美術の授業を行いました。今回は、あらかじめ組み立てておいた木製の家に、絵の具で色を塗り、飾りを付けて「自分が住んでみたいカカオハウス」を表現してもらうという授業です。子どもたちは先生の助言を受けながら、思い思いのカカオハウスをつくりあげました。その中から優秀作品を5点選び、Tシャツやチョコレートなどをプレゼントしました。子どもたちにとっては、とても楽しい思い出づくりになったようです。
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カカオハウス作成の様子
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みんなで記念撮影
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〈エクアドル共和国〉
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トレーニング・スクールを開始しました
明治が支援している農家を対象に、剪定、灌漑、病虫害管理、施肥などについて学ぶトレーニング・スクールを開始しました。
地元の小学校に15軒の農家が集まり、指導員によるプロジェクターを使った説明を受けた後に、熱心な質疑応答を行いました。
今後も、こうしたトレーニング・スクールを各地で展開していく予定です。 -
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指導員による講義
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2013年度
〈ガーナ共和国〉
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カカオ栽培に関する勉強会を
開催していますカカオ農家が栽培技術や経営について学ぶ勉強会を開催しています。井戸と苗床を寄贈したサーマン村でも定期的に開催されています。小学校の教室に大勢の農家が集まり、指導員の説明を受けたあとに質疑応答も活発に行われ、カカオ農業への熱意が伝わってきます。
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指導員による講義
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質疑応答の様子
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井戸と苗床を寄贈しました
当社のカカオ豆購入地域にあるサーマン村に、井戸とカカオの苗床を寄贈しました。(株)明治が寄贈した井戸としては5基目です。井戸は生活に必要な水を手に入れるためだけでなく、人々が集まり情報交換をする場所にもなっています。また、カカオの樹は苗木から育てるのが一般的ですが、農園のそばに苗床をつくったことにより、周辺の農家も苗木を入手しやすくなりました。
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大喜びの子どもたち
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カカオの苗床
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小学校の引渡式が行われました
2013年8月、当社のガーナ産カカオ豆購入地域にあるアセラワディ村に念願の小学校が完成しました。これは外務省の政府開発援助(ODA)の一形態である「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用したもので、当社の粘り強い働きかけにより実現しました。当社が寄贈した机、椅子、黒板といった備品も教室に運び込まれ、子どもたちも大喜びでした。
そして10月9日、在ガーナ日本大使館、教育庁などを含め多数のお客様が参列する中、引渡式が執り行なわれました。当社の役員も出席し、ガーナ産カカオの重要性、当社と同村のさらなる関係強化などについて述べ、万雷の拍手で迎えられました。 また、9月に作成したカカオアートも計画通りに小学校に寄贈しました。
当日は伝統的な祭りもあわせて行われ、普段は静かな村が大きな歓声と興奮に包まれた一日となりました。 -
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子どもたちと明治の社員が
教室で記念写真 -
小学校の看板
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VRCを寄贈しました
当社は2009年からトレーサブルカカオ豆の購入を通じて、購入地域にある村に井戸や蚊帳の寄贈などを行ってきました。2013年8月には、ガーナ西部の購入地域にあるヒマン村に、ヴィレッジ・リソース・センター(VRC)を寄贈しました。
VRCはコンテナを改造した施設で、内部にパソコンを備えています。そのパソコンを利用して、カカオ農家は栽培技術に関する学習プログラムを視聴して学ぶことで、収穫量の増加に役立てることができます。また、VRCは中学校に隣接しており、中学生もタイピングなどパソコンの操作を学ぶことが容易になりました。 -
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ヴィレッジ・リソース・センター看板
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近隣中学校の生徒も学習に利用
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建設中の小学校の写真が届きました
現在、小学校の建設は順調に進んでいます。
セメントで基礎と壁をつくり、屋根はスレート葺きになる予定です。当社が寄贈する備品についても、製作の準備に取りかかっているとのこと。
新学期開始に間に合うよう、大工さんたちは現地に寝泊りして、急ピッチで工事を進めてくれていますが、本格的な雨季が訪れる前まで屋根が完成するよう、さらにスピードアップするそうです。 -
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小学校建設の様子
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小学校建設プロジェクトの看板
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小学生がカカオアートを作成しました
アセラワディ村の小学生100名を対象に、美術の特別授業を2日間行い、カカオアートを作成しました。最初にカカオの樹を描き、その回りにカカオポッドや動物、家などの切り絵を貼り付けます。カカオポッドは近くの農園で採ってきたものを見て、カラフルに描写しました。子どもたちはとても熱心に6枚の作品を完成させてくれたので、それらを新小学校に飾ることにしました。また、子どもたちは授業後、フェイス・ペインティングをしてもらい大喜びでした。
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夢中で描く子どもたち
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完成したカカオアート
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2012年度
〈ガーナ共和国〉
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小学校建設が決定しました
当社のカカオ豆購入地域にあり、これまで交流を重ねてきたアセラワディ村に、新たに小学校が建設されることが決まりました。
これは、我国の政府開発援助(ODA)の一形態である「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用するもので、当社の粘り強い働きかけにより実現の運びとなったものです。
当社は小学校建設に併せて、学習机や椅子などの備品を寄贈することとし、1月に在ガーナ日本大使館で行われた署名式に出席しました。この様子は現地テレビや新聞でも大きくとり上げられました。
小学校はNGOのソース・トラストを通して、この秋までに建設されますが、早速、予定地では“鍬入れ式”を行ってきました。完成の暁には、盛大に引渡し式が執り行われる予定です。 -
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在ガーナ日本大使館での署名式
右から在ガーナ日本国大使館
特命全権大使 二階尚人氏、
ソース・トラスト・ガーナ代表 ヴィンス・マッカリアー氏、
弊社社員 -
建設予定地での鍬入れ式
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井戸の寄贈
当社は、カカオ豆購入地域に新たに3基の井戸を寄贈しました。2009年のアセラワディ村への寄贈を含めると、合計4基になりました。 当社社員が現地を訪問しましたが、どの村でも井戸はとても喜ばれています。
その活用は、主に女性や子どもの役割とされている川での水汲み作業を大幅に減らすことに繋がります。 -
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デュワランポン村の井戸の看板
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デュワランポン村の井戸
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チョコレートやカレンダーを寄贈しました
かねてより交流を深めているアセラワディ村を訪問。いつも、満面の笑顔で迎えてくれます。今回は、同地域から購入したトレーサブルカカオ豆を使って手づくりしたチョコレートを、子供たち一人ひとりに手渡しました。また、前回訪問時に撮影した写真でつくったカレンダーなども寄贈しました。自分や友人の顔を捜し出して、子どもたちは大騒ぎでした。
また、同村の井戸は、村の生活に欠かせないものになっており、管理責任者も定められています。汲み出された水はとてもきれいで、私たちの喉の渇きを癒してくれました。 -
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カレンダーを寄贈
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小学校の前で子どもたちと
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2011年度
〈ガーナ共和国〉
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伝統的な現地のお祭りに参加し、「カカオ
絵画コンテスト」の表彰式をしましたアセラワディ村で毎年行われる伝統あるお祭りに招待されました。その中で、前回描いてもらった「カカオ絵画コンテスト」の表彰式を行いました。賞品はクレパス、スケッチブックなどです。
また、3月11日の東日本大震災は当地でも大きな関心を集めており、日の丸の国旗に書かれた「頑張れ日本!明治!」の応援メッセージを頂きました。
2009年に寄贈した井戸は、村の人たちに大いに活用されていて、「遠くの小川に水を汲みに行かずに済むので助かっている」と感謝されました。 -
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賑やかなパレード
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優秀作品を「明治賞」として
表彰しました
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2010年度
〈ガーナ共和国〉
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チョコレートや文房具などを寄贈し、
「カカオ絵画コンテスト」を開催しましたアセラワディ村を再訪。実際に購入したカカオ豆で手作りしたチョコレートを日本から持参し、大いに喜ばれました。次代を担う子供達には、文房具やサッカーボールなどを手渡したほか、より関心を持ってもらうように約100人にカカオの絵を描いてもらいましたが、終始、彼らの明るい笑顔がとても印象的でした。表彰は次回のお楽しみに。また、カカオ苗木の植樹もさせて貰いましたが、今から数年後の収穫が楽しみです。
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先生の指導のもと、
カカオの絵を描く様子 -
村の農園にカカオの苗木を
植えました
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2009年度
〈ガーナ共和国〉
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井戸や蚊帳などを寄贈しました
購入地域にあるガーナ西部のアセラワディ村では、カカオが最も重要な産業です。当社は、村の要望が強かった井戸と蚊帳を寄贈しました。子供達も含め村人総出で井戸寄贈式が盛大に催され、水が汲み出された瞬間には多くの歓声が沸きあがりました。また、蚊帳はマラリアを防ぐために各家庭で使われます。
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井戸から初めて
水が汲み出された瞬間 -
マラリア対策に使用する蚊帳
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