写真:カカオ

商品ブランド別サステナアクション明治ミルクチョコレート

産地に寄り添い、課題に向き合い、次の100年へ

社会

社会課題

チョコレートの原料となるカカオの主要生産国は、ガーナ、ペルー、エクアドルなど、開発途上国の国々がほとんどです。産地では、カカオの生産にかかわる環境や技術の問題だけでなく、子どもの教育や健康面など多岐にわたる問題が生じています。

写真:カカオ豆の収穫 写真:児童・カカオ森林

1. カカオ豆の生産

カカオ豆生産において、木の高齢化や病虫害、農業資材の入手の難しさ、栽培技術の周知不足、労働者不足などにより、収穫量が減少し、生産者が十分な収益を得られないという課題があります。

2. カカオ農家の生活と児童労働

収穫量の減少に伴う収入減により、子どもが学校に通うことができなくなります。さらに、労働力が不足した結果、子どもが重要な労働力となり、児童労働につながるという社会問題に直面しています。また、生活に欠かすことができない「きれいな水の確保」の課題や、病院などの施設の老朽化の問題を抱えている国もあります。

3. 森林減少

カカオ豆の生産量を増やすことにより収入の拡大を狙い、森林伐採が広がっていることも深刻な問題となっています。

写真:カカオ豆の収穫 写真:児童・カカオ森林

サステナビリティ活動

明治独自のカカオ農家支援活動「メイジ・カカオ・サポート」

写真:MCSロゴ

メイジ・カカオ・サポートは、2006年に始まった明治独自の「カカオ農家支援活動」で、9カ国で展開しています。
カカオ豆生産の持続可能性を高めるために、産地に直接足を運んだり、さまざまなパートナーと協働したりしながら、カカオ豆の品質向上への技術支援や農家の生活向上、地域の環境保全・回復などの社会課題解決に取り組んでいます。さらに、この活動の維持・推進のために、カカオ豆調達時にプレミアム価格で購入しています。

メイジ・カカオ・サポート
写真:MCSロゴ

教育支援

  • 子どもの学びを支援
  • 学校の教育体制を支援
写真:教育支援

森林保護

  • 森林保全活動
  • アグロフォレストリー
写真:森林保護

カカオ栽培支援

  • 農機具の寄付
  • 栽培技術の指導
写真:カカオ栽培支援

生活支援

  • 生活インフラの支援
  • 医療支援
写真:生活支援

お客さまとの価値共有

メイジ・カカオ・サポートの活動を商品を手に取ってくださるお客さまにお伝えするため、活動内容をイラストで分かりやすく表現し、メイジ・カカオ・サポートサイトへのQRコードとともに掲載しています。

写真:商品パッケージ 写真:MCSマーク

その他の商品のパッケージにも掲載しています。

写真:その他商品パッケージ
※商品パッケージは時期によりデザインが変更になるため、「メイジ・カカオ・サポート」の記載がない場合もあります。

次世代を担う小中高生に向け、森林減少・児童労働などの課題と解決に向けた取り組みをわかりやすく紹介 ー日本最大級の環境展示会、SDGs Week EXPO 2025「エコプロ2025」ー

2025年12月に行われた、SDGs Week EXPO 2025「エコプロ2025」に出展しました。生産国が抱える「森林減少」や「児童労働」などの課題と、その解決に向けた「メイジ・カカオ・サポート」の取り組みや“森をつくる農業”の「アグロフォレストリー」、カカオ未活用部位をアップサイクルした素材「カカオバイオプラスチック(樹脂素材)」「カカオセラミド(保湿成分)」など、見て・触れて・学べる体験型コンテンツでわかりやすく紹介しました。
小中高生を中心に、3日間で約5,500人の方がブースを訪れ、各コーナーの説明をする社員とコミュニケーションを取りながら、明治の取り組みについて理解を深めました。

写真:イベント風景1 写真:イベント風景2

担当者の思い

写真:福地紀子 株式会社 明治

福地 紀子

株式会社 明治 商品開発改革部 デザイン戦略G長

※所属は2026年3月時点のもの

MCSマークに込めた思い

MCSマークに描かれた3つの手は、「カカオ生産者」「お客さま」「明治」です。 産地に寄り添い、この三者がしっかりと手を取り合うことで、未来まで続く幸せな循環を生み出していく。そんな決意をカカオを支えるこのデザインに込めました。 私たちの実直な思いが伝わるように、そして、どんなパッケージの上でもそっと寄り添えるように、シンプルで親しみやすい表現を大切にしました。このMCSマークが、生産者の皆さんのユニフォームや農園看板などさまざまな場面で使用されています。デザインというコミュニケーションを通じて、明治の思いが国を越えて共有され、現地の皆さまの活動のシンボルのひとつとなっていることがとても嬉しいです。

福地 紀子

株式会社 明治 商品開発改革部 デザイン戦略G長

※所属は2026年3月時点のもの

写真:山内義教

山内 義教

株式会社 明治 カカオ開発部 グローバルカカオG

※所属は2026年3月時点のもの

「メイジ・カカオ・サポート」のさらなる進化

明治はカカオ産地に足を運び、その地に合わせた支援活動を20年にわたり続けてきました。しかし、児童労働や森林減少など、解決に向けて業界として継続的に取り組まなければならない社会課題も残されています。「明治ミルクチョコレート」が2026年9月に誕生100周年を迎えるいま、産地に寄り添い、課題に向き合いながら、「ひらけ、カカオ。」といった新たな取り組みも進めていきます。これからの100年も「明治ミルクチョコレート」をはじめとする当社の商品が愛され続けるよう、「メイジ・カカオ・サポート」を進化させていきます。

山内 義教

株式会社 明治 カカオ開発部 グローバルカカオG

※所属は2026年3月時点のもの

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