「SBT(Science Based Targets)」認定を取得

脱炭素社会

2021年11月19日

明治ホールディングス(株)は、2021年9月25日、明治グループの温室効果ガス削減目標が科学的根拠に基づいた目標であるとして、世界的なイニシアチブであるSBTイニシアチブより、認定を取得しました。

■今回認定を取得した目標

・スコープ1+2:
2030年度までに温室効果ガス排出量を2015年度基準で42%削減
・スコープ3:
2030年度までに温室効果ガス排出量を2019年度基準で14%削減

(対象範囲)

  • ・スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼等)
  • ・スコープ2:他社から供給された電気・熱・蒸気の使用に伴う温室効果ガスの間接排出
  • ・スコープ3:購入した製品やサービス、上流と下流の輸送、販売した製品の使用後の廃棄に伴う温室効果ガスの間接排出

明治グループは2020年12月に明治グループ長期環境ビジョン「Meiji Green Engagement for 2050」を策定し、4つのテーマである「気候変動」「水資源」「資源循環」「汚染防止」に取り組んでいます。「気候変動」では、2050年までにサプライチェーン全体でCO2などの温室効果ガス排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)にする目標を掲げています。 今後も持続可能な社会の実現に向けて、温室効果ガス削減に積極的に取り組んでまいります。

明治グループ長期環境ビジョン

■SBTイニシアチブとは
UNGC(国連グローバル・コンパクト)、CDP(旧称カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立した国際的な機関です。
SBTイニシアチブは、産業革命前からの世界の平均気温上昇を、2℃を十分に下回るまたは1.5℃に抑えることを目指す「パリ協定」が求める水準になるように、科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標の設定を世界の企業に働きかけ、審査・認定を行っています。
2021年10月26日現在、世界全体では982社、日本国内では138社の企業が認定を取得しています。