「子ども実験企画~君もくすりの研究者!~」を開催

健康・栄養

2022年12月2日

Meiji Seika ファルマ(株)の製薬研究所および製剤技術センターで小学生を対象に「子ども実験企画」を実施しました。これは日本薬学会関東支部の薬に関する啓発活動の一つで、所属している製薬企業が毎年企画と実施を担当します。
今年は明治グループの製品を使った2つの実験を行いました。日本各地の親子14組がオンラインで参加し、製薬研究所 および製剤技術センターからは24人の研究員が実験の面白さを伝えました。参加した子どもたちは初めての経験に目を輝かせており、最後には「子ども薬学博士」の認定証も授与されました。今後もこういった活動を通じ、明治グループサステナビリティ2026ビジョンの活動テーマの一つである「こころとからだの健康に貢献」の実現を目指します。

■実験1
誤嚥を防ぐための製品「トロメイク」を使用して、水の動きを見てみる実験を実施。液体にとろみをつけて液体の流れ落ちる角度を分度器で測り、粘性の違いを調べました。子どもたちは実験を通じて感じたことを発言するなど、楽しく取り組んでいました。

8つの少人数のグループに分かれて丁寧に実験を教えます。子どもたちは流れ落ちる水の角度を一生懸命測っていました。

■実験2
「明治うがい薬」を薄めた水溶液に「ハイレモン」や自分で用意してきた果物や飲み物などを加えて色の変化を観察する、酸化還元反応の実験を実施。どんな風に色が変わるか予想しながら進めていき、自分の予想した結果に沿って色が変わると歓声があがり、子どもたちの心が動く瞬間が見られました。考えること、試すこと、新たな発見をすることの楽しさを伝えられた時間になりました。

「ハイレモン」を入れてうがい薬の色が変わった様子を嬉しそうに見せてくれました。