第2回生物多様性保全プログラム「あつまれ こもれびの森」を開催

生物多様性

2022年8月31日

学校も夏休みに入った7月30日、KMバイオロジクス(株)菊池研究所に広がる明治グループ自然環境保全区「くまもと こもれびの森」で、KMバイオロジクス(株)の従業員とその家族を対象とした生物多様性保全プログラムを開催しました。

こもれびの森は、阿蘇外輪山の麓に広がる丘陵地帯に位置し、国や県のレッドリストに掲載のあるキンラン、ギンランの群生など大変貴重な動植物種を観察できる里山的な自然環境が広がっています。KMバイオロジクス(株)では、明治グループの事業と自然の恵みとの関係や、生物多様性について学んでもらおうと、年間を通した生物多様性保全プログラムを組んでいます。

今回は12家族の親子34人が、生物多様性に関する講義の後、昆虫ビンゴゲームも兼ねた昆虫採集を行いました。参加者は採った昆虫を思い思いにスケッチし、観察しました。プログラムの最後では、伐採の必要がある竹を使って弓矢を作り、親子一緒になって森の中で遊びました。この日は猛暑でしたが、けがもなく無事プログラムを終了することができました。次回プログラムでは、こもれびの森にやってくる冬鳥を観察予定です。

明治グループは生物多様性の保全に努めるとともに、この活動を継続的に実施し、地域生態系における「くまもと こもれびの森」の役割や生物多様性保全の重要性の理解を深め、明治グループ従業員全体の環境意識向上につなげていきます。

集合写真
講義の様子
昆虫採集
採取した昆虫のスケッチ
竹を使った弓矢作り
作りたての弓矢で体験