「京都こども宅食プロジェクト」梱包ボランティアへ参加

社会

2024年2月20日

明治グループは、社内募金制度「明治ハピネス基金」で集まった募金を活用して、2021年から認定NPO法人フローレンスおよび一般社団法人こども宅食応援団を通じて、全国のこども宅食団体に明治グループの商品を累計で約35万食寄贈しています。また、寄贈した商品は全国のこども宅食団体を通じて生活に困難を抱える子育て家庭、最大で約20,000世帯に届けていただいています。

今回、2024年1月28日に寄贈先の1つである「京都こども宅食プロジェクト」の梱包ボランティアへ明治ホールディングス(株)の社員が参加しました。現在、京都では約6人に1人が相対的貧困にあるといわれています。「京都こども宅食プロジェクト」では2カ月に1回の頻度で、利用者約750世帯へ食品や生活用品などを届けています。この日は、463世帯分の梱包を実施しました。梱包商品の中には、2023年9月の「明治ハピネス基金」で集まった募金によって、2023年11月に認定NPO法人フローレンスへ寄贈した明治商品も含まれています。

たくさんのボランティアの方々
明治の商品(ミルクチョコ・プッカ・アポロ・ポイフル)

梱包ボランティアには、個人や親子、企業や地域の団体の方々など、約60人が参加し、2時間ほどですべての梱包作業が終了しました。参加者からは「生活に困っている方にとって少しでも力になれたらうれしい」「親子で参加して子どもにとっても、よい経験になった」という声が聞かれました。

明治グループは今後も「明治ハピネス基金」制度によって全国のこども宅食団体への商品の寄贈を通じて、一人でも多くのお子さまやそのご家庭の皆さまの笑顔に貢献していきます。

完成見本
463世帯分が完成
無事各ご家庭に届けられました

■認定NPO法人フローレンスとは

こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは日本のこども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。
日本初の訪問型病児保育事業で2004年に設立し、こどもの虐待、こどもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言を行っています。

■一般社団法人こども宅食応援団とは

こども宅食とは、生活に困難を抱える子育て家庭に、定期的に食品をお届けしながら見守り支援を行う活動です。「一般社団法人こども宅食応援団」はこども宅食を全国に広げるため、2018年に設立されました。
こども宅食を実施しようとする全国の自治体や団体に、資金助成等の立ち上げ支援やノウハウ提供・物品提供の他、国への政策提言や勉強会開催なども行っています。2024年1月末現在、全国39都道府県194団体がこども宅食応援団と連携して活動中です。

■京都こども宅食プロジェクトとは

京都こども宅食プロジェクトとは、『一般社団法人 こども宅食応援団』・『京都市』・『社会福祉法人 あだち福祉会』の三者協定により発足したプロジェクトです。現在京都市内約750世帯を支援しています。

■明治ハピネス基金とは

「明治ハピネス基金」は明治グループの従業員一人一人が自発的に参加する活動で、サステナビリティに対する意識を高め、社会課題を「自分ゴト」として捉えることを目的として設立した制度です。