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※所属・内容は取材当時

入社4年目で新工場建設に参加。
ゼロから生産設備の企画設計を担う。

関口
明治は、本当に若いうちから大きな仕事を担える会社だと思いますね。私は入社以来、工場の生産ラインを管理して品質や効率を上げていく「生産技術」でキャリアを重ねていますが、2年目には主任のポジションに就いて担当のラインを任され、製造現場のオペレーターの方々をマネジメントしながら、自分の考え、判断のもと、生産工程の改善策を実行してきました。
山本
私は生産設備の設計や改善を手がける「エンジニアリング」に携わっていますが、入社4年目に愛知県内に新工場を建設するプロジェクトに配属になり、いきなりそこに関わることになって……工場に導入する生産設備の企画設計を本社で行い、その後は建設中の愛知工場に常駐し、実際に設備を本稼働させるところまで関わりました。そしてそのまま愛知工場の装置技術課に異動し、今も自分が作った設備の改善を図っています。
関口
私も生産技術の立場から愛知工場の建設プロジェクトに関わり、ヨーグルトの生産工程の設計を担当しました。新工場の立ち上げに関わるのは初めてで、エンジニアリングの山本君とも絶えずやりとりしながら生産ラインを作り上げていったのですが、あの時は本当に大変だったよね(笑)。
山本
私の場合、ゼロから生産設備を企画設計することが初めてのチャレンジで、まったく何もわからないなか、「どんな設備を導入すればよいか検討してほしい」とか「できるだけ機器の点数を減らしてイニシャルコストを下げてほしい」とか、どんどん私のもとにテーマが降ってきて、上司や先輩方に教えていただきながら必死で仕事を進めていきました。今振り返っても、私のような若手によくこんな重大な仕事を任せたなと思いますね(笑)。

「生産技術×エンジニアリング」
で生まれる知恵で、難題を突破していく。

山本

そう言えば、愛知工場の立ち上げプロジェクトでは関口さんによく助けてもらいました。ヨーグルトの急冷装置を生産ラインに導入した時など、冷却がうまくできなくて途方に暮れたことも……。

関口

発酵が終わったヨーグルトは、品質維持のために一定の温度まで冷却ファンを回して冷やす必要があるのですが、なかなか目標温度まで到達しなかったんだよね。

山本
原因を調べてみると、装置内でショートサーキットを起こして空気が狭い範囲で循環していたんです。どうすればいいかわからず悩んでいたら、関口さんからアイデアいただいて解決することができた。現場でどのようにヨーグルトが製造されているのか、そのプロセスを知り尽くした関口さんだから生まれた発想だと思います。
関口

「生産技術」だけでは明治のものづくりはできないし、「エンジニアリング」だけでもできない。それぞれ専門的な立場から知恵を出し合って、難しい問題を解決できた時は達成感がありますね。

山本
愛知工場には全部で14の生産ラインがあるのですが、すべてのラインを順次試運転して、不具合を解消していきました。あの期間は体力的にも本当にきつかったのですが、やはりお客さまに良い商品を届けたいという気持ちが当時の原動力でしたね。工場立ち上げの時に、ものづくりの現場にどれだけ自分たちの思いを込められるかによって、商品の質は決まると思っています。
関口
自分がやらなければ、この生産ラインは立ち上がらず、お客さまに製品を届けることができないという使命感もある。確かに大変でしたけど、若いうちにライン全体を自分の考えで作り上げるという経験ができたことで、視野が大きく広がりましたし、ものすごく自分が成長できたように思います。

自分の仕事がお客さまの笑顔に直結している。
それがこの「ものづくり」のやりがい。

山本
明治の「エンジニアリング」は、自動車や電機メーカーのエンジニアとは異なると思います。我々自身が生産設備のユーザーであり、その視点から「こんな装置があれば、もっとものづくりが進化する」という思いを外部の機械メーカーに伝え、協力しながら自分が思い描いたものを形にできる。しかも、新工場の立ち上げなどは数百億円規模の予算が組まれ、それを投じて巨大な生産設備を作り上げていくというのは、なかなか経験できないことだと思います。
関口
スーパーやコンビニに行くと、私が管理する生産ラインから生まれた商品が店頭に並んでいて、実際にお客さまが買ってくださるシーンもよく目にします。自分の仕事がお客さまに直接つながっていると実感できるのは、やはり明治でものづくりに携わる醍醐味。一方で、お客さまの健康に関わる商品を扱っていることへの責任も強く感じますし、そこにも大きなやりがいを覚えています。
山本

自分たちが作っているのはお客さまに喜んでいただける商品だという、その価値が明確なのは、私も明治で働く魅力に感じています。

関口
今後はこれまで工場で培ってきたキャリアを生かし、本社や研究所などで自分の知識をさらに広げていきたいですね。また、チャンスがあれば菓子の製造現場にも携わってみたい。牛乳やヨーグルトの生産技術が、果たして菓子でも通用するのか、新しい世界に挑戦してみたいですね。
山本

私もこれまでずっと市乳や発酵製品を手がけてきたので、菓子のものづくりに興味があります。せっかく明治には大きなフィールドがあるのですから、違う世界も経験して自分をもっと高めていきたいと思っています。