そう言えば、愛知工場の立ち上げプロジェクトでは関口さんによく助けてもらいました。ヨーグルトの急冷装置を生産ラインに導入した時など、冷却がうまくできなくて途方に暮れたことも……。
発酵が終わったヨーグルトは、品質維持のために一定の温度まで冷却ファンを回して冷やす必要があるのですが、なかなか目標温度まで到達しなかったんだよね。
「生産技術」だけでは明治のものづくりはできないし、「エンジニアリング」だけでもできない。それぞれ専門的な立場から知恵を出し合って、難しい問題を解決できた時は達成感がありますね。
自分たちが作っているのはお客さまに喜んでいただける商品だという、その価値が明確なのは、私も明治で働く魅力に感じています。
私もこれまでずっと市乳や発酵製品を手がけてきたので、菓子のものづくりに興味があります。せっかく明治には大きなフィールドがあるのですから、違う世界も経験して自分をもっと高めていきたいと思っています。