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国内外のパートナーと連携し、
「サステナブルな酪農乳業」を目指す -
温室効果ガス(GHG)排出、
アニマルウェルフェア、
働く人の人権…。
世界では、酪農乳業のさまざまな課題が注目されています。
それらの課題は、日本においても同様です。
明治は、課題解決への取り組みを推進していきます。
日本には、酪農と乳業が分業しながら連携する、
特有の仕組みがあります。
そのため、課題解決には関係団体との連携が不可欠です。
明治は各種団体と手を取り合い、
「サステナブルな酪農乳業」の実現を目指していきます。
日本における生乳調達フロー
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日本における生乳調達は、乳業会社が酪農家から直接生乳を仕入れるのではなく、
間に入る生産者団体から仕入れる仕組みとなっています。 -
外部パートナーとの連携
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乳業を通じて、
持続可能な農業に取り組む。
「グローバル・デイリー・
プラットフォーム(GDP)」
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グローバル・デイリー・プラットフォーム(GDP)は、栄養分豊かな乳製品の適切な摂取を促し、持続可能な農業における乳業の役割の実証に取り組む組織です。明治は、2013年からメンバーとなり、乳製品の健康価値の訴求などに積極的に取り組んでいます。
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良質な生乳生産と
乳製品の開発・普及を目指す。
「国際酪農連盟
日本国内委員会(JIDF)」
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世界中の酪農乳業関係者が協調し、良質な生乳生産と乳製品の開発・普及を目指すNPO「国際酪農連盟(IDF:International Dairy Federation)」。明治は、1956年より、日本国内委員会に加盟。乳製品のサステナビリティや栄養健康、食品の安全・品質などの議論推進に貢献しています。
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海外の関連団体と連携し、
持続可能な酪農乳業を進める。
「デイリー・サステナビリティ・
フレームワーク(DSF)」
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海外の関連団体と連携し、酪農乳業の持続可能な発展に取り組む「デイリー・サステナビリティ・フレームワーク」。明治は、2020年より参加。世界の酪農乳業の持続可能性に向けた取り組みについて進捗を共有しながら、その推進を図っています。
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酪農におけるGHGの
排出削減に取り組む。
「Pathways to Dairy Net Zero
(酪農乳業ネットゼロへの道筋)」
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グローバル・デイリー・プラットフォーム(GDP)が国連食糧農業機関(FAO)や国際酪農連盟(IDF)などと協力して発足した、酪農乳業におけるGHG削減を目的とする、地球温暖化防止に向けた気候変動対策に関する取り組み(イニシアチブ)。明治は2021年の発足時よりサポーターとして参画。今後30年間において、酪農乳業セクター・乳製品における温室効果ガス排出量を削減し、実質ゼロを目指します。
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牛乳・乳製品を通じた
健康増進を目指す。
「一般社団法人Jミルク」
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生乳や乳製品の生産・流通の安定をはじめ、日本の酪農・乳業の発展を目的とした「一般社団法人Jミルク」。(株)明治の松田克也代表取締役社長が理事を務め、酪農乳業関係者が一丸となって、さまざまな取り組みを推進しています。
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日本の酪農乳業の、
未来に取り組む。
「一般社団法人 日本乳業協会」
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日本の酪農乳業の発展をはじめ、安全性の向上による生活者の安心・信頼の醸成、環境・リサイクル対策の推進を目的とした団体です。明治は、2023年より(株)明治の松田克也代表取締役社長が会長を務め、業界全体での取り組みの推進に貢献しています。
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酪農業の課題解決、
生産性向上を目指す。
「株式会社 ファームノートホールディングス」
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酪農DXのリーディングカンパニーとして、クラウド牛群管理システムや牛向けウェアラブルデバイスなどのソリューション提供、乳牛の遺伝子情報解析による育種改良、自社牧場での次世代酪農の実践などを通して、事業を通した社会課題解決に挑んでいます。明治グループはファームノートホールディングスに出資し、共同でGHG排出量削減等に取り組んでいます。