CFP(カーボンフットプリント)※1算定で
GHG(温室効果ガス)の排出ポイントを探る。

SDGsへの貢献

13 気候変動に具体的な対策を

酪農乳業における地球温暖化の影響を軽減することを目指し、どこでどのくらいのGHGが排出されているかを明らかにすることから始めています。2022年度には、酪農家から収集したデータ(生乳生産量、乳成分、飼養頭数、飼料種類、耕作面積、電気、軽油等使用エネルギー量など)をもとに、「明治オーガニック牛乳」のCFP算定を実施しました※2。今後は、生産者と共にGHG削減に関する具体的な取り組みを推進していきます。

製品・サービスのライフサイクルを通じたGHG排出量の算定・表示する取り組み

2021年度、(株)明治 旭川工場における生産をベースに算定

酪農におけるGHG削減に向けて
乳牛の糞尿由来のGHG排出削減と
その価値化を目指す。

SDGsへの貢献

13 気候変動に具体的な対策を

17 パートナーシップで目標を達成しよう

2023年3月、味の素株式会社と協業し、酪農の糞尿由来のN₂O(一酸化二窒素)を削減するビジネスモデルをつくりました。アミノ酸バランス改善飼料を給与することにより、乳牛の糞尿からのN₂Oを抑えることができます。また、ここで削減されたGHG排出量をJ-クレジット※3化し販売することで、酪農家の新たな収入源にもつながります。この取り組みを契機に、今後は協業の幅を拡大しながら牛乳のバリューチェーンにおけるGHG削減を推進していきます。

省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるCO₂等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO₂等の吸収量をクレジットとして国が認証する制度

カーボンファーミング※4
GHGの削減を推進

SDGsへの貢献

13 気候変動に具体的な対策を

明治グループは酪農・乳業におけるGHG排出量削減に向け2023年8月にカーボンファーミングの取り組みを推進する「道東カーボンファーミング研究会」の構成メンバーとなりました。
道東カーボンファーミング研究会では、酪農家と連携し、生乳生産量日本一の別海町をフィールドとして、「カーボンファーミング」の評価・研究・実践を目的とした取り組みを推進します。2023年9月より牧草地における実際のCO₂の貯留量の計測を行っていきます。

大気中のCO₂を土壌に取り込んで、農地の土壌の質を向上させGHGの排出量削減を目指す農法。2021年には欧州委員会がカーボンファーミングの普及のためのスキーム作成について、2018年から2年間実施した調査研究の成果を発表するなど、農林畜産業におけるGHG排出量削減・吸収活動として注目されています。

  • 食品ロス削減のために。
    「明治おいしい」ブランドの
    賞味期限を延長。

    SDGsへの貢献

    12 つくる責任 つかう責任

    2015年、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」では、2030年までの「食品ロス半減」が掲げられています。
    (株)明治では、2022年4月上旬に「明治おいしい牛乳」の市販用商品について、「製造日を含む19日以上」への賞味期限延長を完了しました。さらに関心が高まる食品ロスの削減をはじめ、廃棄物ゼロに向けた取り組みを推進していきます。

  • SDGsへの貢献

    12 つくる責任 つかう責任

    明治おいしい牛乳(900ml) 旧賞味期限:製造日含む 15日 2019年4月〜:製造日含む 19日

  • プラスチック資源循環
    の強化に向けて。
    「明治おいしい」ブランドの
    キャップの
    バイオマス
    プラスチック※5化。

    SDGsへの貢献

    13 気候変動に具体的な対策を

    (株)明治では、プラスチック資源循環の強化に取り組んでいます。2022年7月より、「明治おいしい」ブランドのキャップや注ぎ口などに使用するプラスチックのバイオマス化を順次実施。これにより、化石資源由来原料使用量の年間約990トンの削減を計画しています。容器の排出量は、「明治おいしい牛乳(900ml)」で従来比約10%、「明治おいしい牛乳(450ml)」で従来比約15%の削減を目指しています。※6

    植物などの再生可能な有機資源由来のプラスチック。化石燃料にできるだけ頼らずCO₂排出削減につながるため注目されている新しいプラスチック素材。本商品のキャップおよび注ぎ口には植物由来素材(サトウキビ)を使用し、順次切り替えを予定しています。

    CO₂削減率はCarbon Trustの認証を受けています。

  • SDGsへの貢献

    13 気候変動に具体的な対策を

  • 環境資源への意識を高める、深める。
    多くの従業員が参加して行う、
    紙パックリサイクルキャンペーン。

    限りある地球資源の有効活用こそが、環境への負荷を減らします。明治では、従業員の環境への意識醸成を図るために、「紙パックリサイクルキャンペーン」を年2回実施。紙パックの再資源化は、森林資源の保護にも繋がります。そのために大切な分別の意識を高めること、深めることを目的としています。

「紙パックリサイクル」を
推進するために、
明治ではさまざまな
映像コンテンツを
お届けしています。

SDGsへの貢献

12 つくる責任 つかう責任

かんたんな紙パックの開封方法

かんたんな紙パックの開封方法 かんたんな紙パックの開封方法

回収された紙パックの未来

回収された紙パックの未来

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