明治グループのあゆみ

創業の精神栄養報国

栄養を通じて社会に貢献すること。それが、明治グループが創業から100年にわたって守り続けてきた精神です。 人々の生活を豊かにし、健康に貢献する製品を生み出し続けてきた歴史をご紹介します。

写真:明治グループ創業者 相馬 半治明治グループ創業者 相馬 半治

1916~1945

「安全・安心でおいしい」への挑戦

写真:本社を置いた三菱仲5号館

明治グループは1910年代の東京で最初の一歩を踏み出しました。諸外国の知識や品物を取り入れ、その技術水準に追い付こうと、盛んな挑戦が行われていた時代です。「食」の世界においてもそれは同様でした。
「輸入品に頼らず、高品質で、栄養価の高い、おいしいお菓子を提供できたら」。
明治グループの歴史は、そんな思いから始まりました。

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写真:本社を置いた三菱仲5号館
写真:ペニシリンの培養室

1946~1972

急速な経済成長のなかで

写真:ペニシリンの培養室

1940年代を過ぎ、高度経済成長期に入ると、人々の生活は劇的に変化します。モノの足りない時代から、豊かなモノに囲まれた時代へ。食品では味の工夫だけでなく、ユニークなパッケージや形状のおもしろさが追求され、付加価値による差別化がさらに重要となっていきました。また、豊かで健康な生活を守るための医薬品も、抗生物質にはじまりさまざまに開発されるようになっていきます。

明治グループの事業においても、多様な食品・医薬品が開発され、今に続くロングヒット商品も多数現れました。

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1973~1989

高まる健康志向、
多様化する市場・ニーズに応えて

写真:健康ニーズの高まりに対応したイベントの様子

1970年代に入ると、2度にわたる石油危機によって日本では深刻な経済危機が起こり、日常生活にも物価の上昇などの影響が及びます。しかしその後はバブル景気に移行し、飽食とモノ余りの時代が到来。グローバル化も一気に進みました。

こうした中で、1970年代は消費者の健康ニーズが拡大し、添加物を避けるなど自然派への志向も強まります。さらに1980年代に入るとその嗜好しこうやライフスタイルはさらに多様化。これらにどうやってリーチするのかが企業の課題となっていきます。

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写真:健康ニーズの高まりに対応したイベントの様子
写真:データ測定の様子

1990~2008

景気減速と少子高齢化の時代へ

写真:データ測定の様子

1990年代、日本は平成不況へ突入します。少子高齢化社会を迎えて、子どもを主なターゲットとしていたお菓子は販売数減を余儀なくされ、医薬品は生活習慣病などに対応する薬剤へのニーズが急速に増しました。

こうした市場・消費者層の変化に加え、情報技術の急速な進歩、流通・小売りの仕組みの変化もあり、さまざまな企業が事業戦略の見直しを余儀なくされました。明治グループもまた、従来以上に時代のニーズに沿った商品や販売方法を考え、新たな体制を構築していきます。

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2009~

次の100年をつくる企業であるために

写真:運動する男女

2000年代を超え、情報通信技術の発達などを背景に世界はグローバルにつながっていきます。企業もまた、原料の調達や商品の製造、販売においてさまざまな国や地域と関わりをもつようになりました。そうした中、環境・社会的課題の解決に向けて企業にかかる期待もまた大きくなっています。

明治グループはそうした中で、目指すべき姿を「『食と健康』で一歩先を行く価値を創造し、日本、世界で成長し続ける」と位置付け、その実現に向けた取り組みを続けています。

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写真:運動する男女