株主優待の寄贈レポート
株主優待 寄贈結果のご報告および取材レポート(2022年3月期)
寄贈結果のご報告
明治ホールディングスでは、株主さまの日頃のご支援、ご愛顧に感謝し、株主優待を実施しております。また、株主さまのご意志により優待品の送付に代えて同等品を福祉団体等へ寄贈する「寄贈選択制度」を今年度も実施いたしました。
今年度は、東日本大震災をはじめとする各被災地復興支援団体および全国の障がいのある児童の支援団体等、合計299団体へ、認定特定非営利活動法人日本NPOセンターを通じて寄贈を実施いたしました。
寄贈にご賛同いただいた株主さま | 2,318名 |
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株主さまから寄贈いただいた相当金額 | 726万7,000円 |
東日本大震災や豪雨等で被災された皆さま、関係者の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
また、ご賛同いただきました株主の皆さまのお気持ちに、心より感謝申し上げます。
寄贈先取材レポート
今年度も、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、会社よりオンラインでお話をお伺いさせていただきました。多くの寄贈先の中、4つの団体にご協力いただきましたので、ご報告させていただきます。
社会福祉法人佐賀整肢学園 からつ医療福祉センター 児童発達支援センター まつぼっくり教室(佐賀県唐津市)
(2021年10月14日取材)
広大な敷地の中にある『からつ医療福祉センター』内の『児童発達支援センター まつぼっくり教室』は、発達障がいや精神発達遅滞の児童を対象とする通園施設です。こちらは、医療施設と隣接しているため、医師や看護師とも上手く連携して医療系の相談にも対応でき、また栄養バランスの整った給食も提供できる等、総合的なサポートが受けられるので安心感を持ちながら活動していますとのことでした。九州地方に毎年のように発生する豪雨の影響が心配されますが、近くの松浦川の氾濫はギリギリ免れ、コロナも何とか乗り切って頑張っていますとのことでした。今月実施の体育大会で、賞品としてお菓子を活用させていただきますとのことでした。
一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校(岩手県釜石市)
(2021年10月22日取材)
2011年3月11日に発生した東日本大震災で、釜石の町は壊滅的な被害を受けましたが、ボランティアの力を借りてがれきの撤去や清掃作業を実施し、地元の誇りを取り戻そうと、翌年の2012年4月に『三陸ひとつなぎ自然学校』を設立、安全に遊べる子どもの居場所づくりを始めました。仮設住宅の集会所からスタートし、大学生ボランティアを受け入れて小学生から高校生の放課後の居場所づくりの活動をサポートし、防災教育も実施しているとのことです。また地域の方々との出会いの場つくりとして子どもたち主催でお祭りを開催するなど、人や地域の魅力を肌で感じてもらえるようなさまざまなイベント活動を実施しているとのことでした。
特定非営利活動法人にこっと秋田 多機能型重症児者 デイサービスにのに(秋田県秋田市)
(2021年10月27日取材)
秋田県にある重い障がいのある方を主とした『多機能型重症児者 デイサービスにのに』。こちらは、ご家族以外の方との触れ合いやさまざまな経験ができ、またご家族が精神的、身体的に少しゆとりを持つことができるようにと秋田ではじめてつくられた施設です。18人のスタッフの皆さんが、一緒に楽しもうという気持ちを持って前向きに取り組んでいるとのことで、利用者さんにもスタッフの皆さんの元気や笑顔が連鎖していくそうです。取材後に実施したハロウィーンイベントの楽しそうなお写真をお送りいただき、『利用者さんよりスタッフのほうが仮装に力が入っています』とのコメントをいただきました。
特定非営利活動法人かぞくの家さくら(広島市安佐南区)
(2021年10月28日取材)
0歳から18歳までの障がいのあるお子さんたちをサポートする日中一時支援と短期入所の支援施設『特定非営利活動法人かぞくの家さくら』。こちらは、皆さんの自主性を尊重してさまざまな活動を行い、お子さんたちの育成から成人後の生活サポートまで一貫して行っている施設です。取材当日は、ハロウィーンパーティが開催されていて、皆さんかわいらしい仮装をし、お部屋も華やかな装飾がされていました。一人ひとり、画面越しにプレゼントの贈呈式をして、そのお礼を笑顔や動作などで伝えていただきました。私もそのハロウィーンパーティに参加させていただいた気分になり、楽しいひと時を皆さんと一緒に過ごさせていただきました。
寄贈先からのお便り
株主優待 寄贈先からたくさんのお便りをいただきました(2022年3月期)バックナンバー
過去の「株主優待寄贈レポート」と「寄贈先からのお便り」はこちらでご覧いただけます。
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